運動会で使える人気の四字熟語は?組の色ごとに紹介! - cocoiro(ココイロ)

運動会が近くなってくると、準備でいろいろと宿題が出ることもあるのではないでしょうか。クラスや色分けチームで四字熟語の標語を作ることになった子供たちのために、運動会に使えそうな四字熟語をご紹介します。

チームカラーにちなんだ四字熟語

色分け対抗戦になることが多い運動会。運動会で目にする組の色ごとに四字熟語を集めました。

赤・紅組の四字熟語

赤手空拳(せきしゅくうけん)

誰から手を借りることなく、自分の力だけで物事を行うこと。

武器を持たずに、素手で敵に向かっていくという意味から。

(引用元:「赤手空拳」(せきしゅくうけん)の意味 | 四字熟語辞典ONLINE

「徒手空拳(としゅくうけん)」とも近い意味を持つ四字熟語です。頑張ってトレーニングしてきた身一つで挑むという、自信に満ちあふれた標語になりそうです。

学校全体で紅白に分かれる運動会なら、「白兎赤烏(はくとせきう)」という四字熟語を全体の標語に立てることもできそうです。中国では、それぞれ月と日のことをさし、「時間」という意味があります。かけがえのない思い出の時間を作ろうという思いを込めることができそうです。

参考

「白兎赤烏」(はくとせきう)の意味 | 四字熟語辞典ONLINE

白組の四字熟語

雲中白鶴(うんちゅうのはっかく)

世俗を超越した、心の清らかな人のたとえ。

白い雲の中にいる白い鶴のことで、心が清らかで、気高く立派な人物をたとえた言葉。

(引用元:「雲中白鶴」(うんちゅうのはっかく)の意味 | 四字熟語辞典ONLINE

運動会では、スポーツマンシップも大事。正々堂々と戦うという意気込みを表すことのできそうな四字熟語です。

白は美しい・きれい・清廉潔白といった印象の強い色ですが、運動会らしい荒々しさを出したいなら「黒雲白雨(こくうんはくう)」などもいいかもしれません。

参考

「黒雲白雨」(こくうんはくう)の意味 | 四字熟語辞典ONLINE

黄組の四字熟語

黄道吉日(こうどうきちにち)

何をしても上手くいく、よい日。吉日。

(引用元:「黄道吉日」(こうどうきちにち)の意味 | 四字熟語辞典ONLINE

「黄」という色は金を想起させるため、幸先のよさそうな四字熟語がいくつかあります。金メダルとかけて「黄金時代」などを選んでみても良さそうです。ピックアップして紹介したのは、晴れの日を祝ってくれそうな「黄道吉日」という四字熟語です。

また、「黄白青銭(こうはくせいせん)」には、金貨・銀貨・銅貨という意味があります。それぞれメダルの色にかけて運動会で使えそうな熟語です。

参考

「黄白青銭」(こうはくせいせん)の意味 | 四字熟語辞典ONLINE

緑組の四字熟語

泰山梁木(たいざんりょうぼく)

立派で優れている人物のこと。

(引用元:「泰山梁木」(たいざんりょうぼく)の意味 | 四字熟語辞典ONLINE

四字熟語では、「緑」は「紅」や「白」とセットで使われやすい言葉です。そのため、緑を連想する四字熟語として、山や木が入っている「泰山梁木」をご紹介します。孔子が自分のことを指してよんだ歌の一部です。

青組の四字熟語

雨過天青(うかてんせい)

物事の悪い状況や状態がよい方向へ向かうこと。

雨が止み、雲がなくなり晴れ渡るという意味から。

(引用元:「雨過天晴」(うかてんせい)の意味 | 四字熟語辞典ONLINE

失敗したり、うまくいかなかったりすることがあっても、きっと最後にはいい結果が待っている! と思えそうな四字熟語です。春の運動会は気候が不安定なことも少なくありません。運動会当日の晴天を願って標語にするのも良さそうです。

そのほかにも「青天白日」など、青にはさわやかな印象の四字熟語があります。

桃・ピンク組の四字熟語

投桃報李(とうとうほうり)

仲の良い友人同士で、お互いに物を贈りあうこと。

または、自分が徳を施せば、必ず徳で報いるということ。

(引用元:「投桃報李」(とうとうほうり)の意味 | 四字熟語辞典ONLINE

運動が得意な子供もいれば、苦手な子供もいます。応援団で大きな声を出せる子供もいれば、声が小さい子供もいます。それぞれが得意なことで頑張ること、助け合うことはチームとして大切です。

それを贈り物に見立てて「投桃報李」という四字熟語を選びました。「李」とはスモモのことです。

かわいらしいイメージがある桃・ピンク色なので、「桃弧棘矢(とうこきょくし)」というちょっと鋭い印象の四字熟語を選んでもバランスがいいかもしれません。

参考

「桃弧棘矢」(とうこきょくし)の意味 | 四字熟語辞典ONLINE