0歳児でも楽しめる七夕の飾り8選!七夕の由来についても - cocoiro(ココイロ)

七夕は一年間の中でも大きなイベントで、子供にとっても特別な日です。地域では七夕に関するお祭りなども行われており、にぎわいを見せる地域もあります。

一方で、家の中で子どもと一緒に何かをするという人も多いでしょう。そこで今回は七夕に関する飾りの中でも0歳児も楽しむことができる飾りをご紹介します。

そもそも七夕の由来は?

七夕というイベントは日本の中でも人気のイベントですが、そもそもどういった由来で七夕という行事が生まれたのかを理解していない日本人も多いものです。0歳児の子供だとなかなかないですが、子供が七夕の由来を聞いてきたときに答えられないとなると、リアクションに困ってしまいます。

まずは親が知識として身につけておくことが大切です。ここでは七夕の由来をご紹介します。

七夕の発祥とは

そもそも七夕の発祥はいつなのでしょうか。七夕の発祥に関してはさまざまな説があり、中国の歴史が関わっていたり、日本の地方の歴史が関わっていたりします。起源は中国と言われており、よく七夕のお話で聞く織姫と彦星のお話は中国のお話が元となっています。

織姫と彦星のエピソードが子供にとっても受け入れやすいエピソードなので、覚えておくといいでしょう。

昔、織物が得意で働き者であった「織姫」という人物がいました。もう一人の主人公となる「彦星」は同じく働き者で牛のお世話をする牽牛という仕事をしていました。この2人は同じような性格からかお互いにひかれあっていき、恋に落ちます。

しかし、恋愛に夢中になりすぎた結果、織物の生産量が落ちてしまい、民の衣類はボロボロになってしまいます。牛たちも病気になってしまい、ボロボロの状況になってしまいます。これに怒った当時の王様である天帝は2人の間を引き離して、1年に一回しか会えないようにしました。

これが七夕の7月7日に当たります。織姫に見立てたアルタイルと彦星に見立てた、ベガの間に見える天の川がきれいに見えるのが七夕の日、というロマンチックな言い伝えもあります。こういったエピソードを覚えておくだけでも子供はおもしろがって話を聞いてくれるかもしれません。

また、子供に説明する際に絵本や紙芝居を使うとより分かりやすいのではないでしょうか。

0歳児も短冊に願いごとを書くべき?

七夕といえば「短冊に願いごとを書く」という風習もあります。短冊に願いごとを書いて笹の木に飾りつければ、お願いごとが叶うという言い伝えもあるので、この風習は大事にされています。

0歳児の子供は言わずとも自分で文字を書くことはできません。もし、書いてあげるのであれば親が代筆するのがベターです。子供の成長を願うようなお願いごとを書いてあげるといいでしょう。

また、短冊には使う紙にはルールがあり、「赤」「青」「黄」「白」「紫」で願いごとを書くというルールが決まっています。

それぞれの色ごとに願いごとのジャンルが決まっており、赤色は「人間力の向上」、青色は「家族への感謝」、黄色は「友情を大切に」、白色は「ルールを守る」、紫色は「学力の向上」をそれぞれさしています。

子供のことについて願いごとを書くのであれば、それぞれ自分が願うことを代筆してあげます。毎年書き続けた短冊を保管しておいて思い出を振り返ってみたり、子供が文字を書けるようになったら一緒に短冊を執筆すると楽しいでしょう。