獣医師になるにはどうすればいいのか、気になる年収情報も紹介

獣医師は、動物の疾患を治療し、健康を守る職業であり、医師のように内科や産科といった区分がないのが特徴。そのため、一人の獣医師が、動物のあらゆる症状に対応しなくてはなりません、そして、就業先によっては、牛や馬などの、出産に立ち会ったり、検疫業務に携わったりします。

この記事では、そんな獣医師の仕事内容と、年収や収入を中心に紹介をしていきましょう。

獣医師になるには?

獣医師になるには、獣医学科のある大学へ入学し、6年間で獣医学の専門教育を履修しなくてはなりません。ちなみに、日本国内には、東大や北大など17の獣医系の学科を構える大学が存在します(2019年8月25日現在) 。

各大学で、必要な単位を取得したら、農林水産省が実施する獣医師国家試験の受験資格が得られます。合格後、晴れて獣医師の免許を得られ、キャリアをスタートできます。

獣医師の仕事内容

獣医師は、ペットの診療から検疫など、幅広い分野で仕事をしています。私たちに人間の日常生活にもつながっている仕事も存在します。

この章では獣医師の仕事内容について紹介をしていきましょう。

小動物の診療

犬や猫など家で飼っているペットの診療をする動物病院の獣医師です。ほかにもハムスターやウサギも診療。ただし、動物病院によっては、特定の動物だけを診療する場合もあります。インフルエンザの予防接種などにも対応しています。

施設の大動物の診療

競馬施設・動物園・水族館などの施設で、馬やライオンなどの動物の体調管理と応急処置をメインに行っています。また、パンダなどの出産にも立ち会ったり、ケアをしたりします。

家畜の診察と治療

牛・豚・鶏といった家畜の診療や治療をします。家畜の病気やケガ、そして出産まで対応してきます。

また、豚や鳥のインフルエンザにも対応し、家畜の健康を保つことも獣医師の仕事です。質の高いケアによって、家畜がすこやかに成長します。そして、私たちの安心安全な食材を提供していきます。

衛生検査(地方公務員)

各都道府県の保健所や食肉検査所などの公的な場所に勤務し、家畜の食肉検査・ペットを飼っている世帯への対応・迷子犬の保護や譲渡などの仕事に携わることができます。ほかにも狂犬予防などの予防接種にも対応。飲食店やクリーニング店の衛生管理指導も仕事の一つです。

検疫検査(国家公務員)

厚生労働省や農林水産省で採用される獣医師(国家第一種)は、BSE(牛海綿状脳症)などといった海外発の病原菌の国内感染防止に携わっていきます。

獣医師のやりがい・魅力

獣医師の仕事のやりがいや魅力は一体、どのようなものなのでしょうか。この章では、やりがいと魅力について紹介をしていきましょう。

動物の苦しみを自分の手で回復させられる

動物が病気した、怪我をしたときに、これまで懸命に磨いたスキルを活かして自分の手で回復させられるのが、獣医師のやりがいや魅力でもあります。

専門性を高め、治療のスキルを磨く続けられる

動物病院勤務や家畜の対応など、獣医師は専門性のある仕事です。数々の治療を通してキャリアを積み上げられます。

動物の治療・健康管理をすることで社会貢献につながる

動物の治療を進め、健康管理することで、動物だけでなく、地域の衛生管理にも貢献できるのが獣医師のやりがいや魅力です。さらに安心安全な乳製品や肉類を販売者や消費者に提供することもでき、人々の生活を豊かにします。

感謝の言葉をもらえる

家畜やペットの体調が良くなったときに、「ありがとう」と感謝の言葉をかけられるのが獣医師の醍醐味です。感謝の言葉によって、仕事へのモチベーションも上がります。