【小学5〜6年】簡単な自由研究のテーマ
最後に小学5〜6年生におすすめの、簡単にできる自由研究のテーマをご紹介します。小学4年生までと比べてさらに本格的な自由研究が求められますが、テーマ次第では1日で簡単に取り組むことができるのです。
(1)アルファ化米を作ってみよう
1つ目は「アルファ化米作り」です。水をかけるだけで食べられる状態にできるご飯のことで、家にあるものを使って作ることができます。
準備するものは、以下のとおりです。
- ご飯茶碗1杯分(固めに炊いたものがいい)
- 耐熱皿
- 箸
- ミトン
- はかり
- ざる
- 電子レンジ
上記の準備物を使って、以下の手順でアルファ化米を作ることができます。
- アルファ化米にするご飯の重さを、はかりで量っておく
- 耐熱皿の上に1を薄く広げて盛る
- 電子レンジでおよそ5分間加熱する
- 5分経ったら取り出して、箸で混ぜて均一に加熱されるようにする
- 3と4をもう2セット繰り返す
- ご飯の様子を見て、さらに1〜3分加熱する。ご飯に透明感が出てくるまで加熱するといい。
- 電子レンジから取り出して、ざるにあけて軽く箸で混ぜる
- 7のご飯の重さを測ってみる
- 7に水を注ぎ1時間ほど置く。元のご飯のように軟らかくなるか試してみる。
手順1と8でご飯の重さを量ることで、加熱によって失われた水分の量を調べることができます。その際に失われた水分の1.5倍以上の水につけることで、元のご飯のような軟らかさに戻すことができるのです。
重さを調べたり水分の量を計算したりなど、理科や算数の知識を生かすことができます。あわせて「アルファ化米とは何か」を調べることができると、子供の知識を増やすことができるでしょう。
(2)マヨネーズを作ってみよう
2つ目は「マヨネーズ作り」です。普段何気なく食卓に並んでいるマヨネーズを、自宅にあるもので簡単に作ることができます。
準備するものは、以下のとおりです。
- 酢
- 卵黄
- サラダ油
- ボウル
- ゴムベラなど
- 塩
上記の準備物を使って、以下の手順でマヨネーズを作っていきます。
- ボウルに酢と卵黄を入れてかき混ぜる
- 1に少しずつサラダ油を加えながら混ぜる
- 混ぜ続けて白っぽくなってきたら、塩を入れて味を整える
「乳化」という現象を利用して、簡単にマヨネーズを作ることができます。市販のマヨネーズとの味の違いや、かき混ぜた時間、足したサラダ油の量などをメモしておいてまとめれば、レポートをより充実したものにできるでしょう。