運動会のお弁当の準備はメニューを考えるところから、保護者は苦心するものです。普段から園児弁当を作っている方でも、運動会のように家族みんなで食べるお弁当は量や年齢層が違いますし、他のご家庭と無意識に比較してしまうので気を使うものです。さらに炎天下の外にお弁当を置いても腐らせないような配慮も必要です。さまざまな心配がありますが、幼稚園児に食べておいしく、見て楽しいと喜んでもらえるような運動会弁当を作りましょう。
もくじ
幼稚園の運動会お弁当を作る際の3つのコツ
1.少な目の量で食べやすい工夫をする
幼稚園児が食べられる量は、体積にして500ml程度です。さほど多くはありませんから、気合いを入れすぎて運動会弁当を大量に準備するのはやめましょう。せっかく作ったのに食べてもらえないと保護者も悲しいですし、子供も食べ残した罪悪感で運動会が楽しくなくなるかもしれません。
また、運動会という特別な場の雰囲気にのまれてしまい、まともに食事をとるのが難しい子もいます。ですから、一口大に切っておいたり、食器をできるだけ使わずに済ませるなどの工夫をしましょう。
参考
子どもが一度に食べられる量はどれくらいか!|わんぱく子どもの食事研究所
2.消化しやすく腐りにくいおかずにする
運動会は幼稚園児にとってとても体力を使うイベントです。競技中は気分が高揚して気が付かないものですが、保護者のそばに戻れるお弁当の時間になると、安心感からどっと疲れを感じてしまいます。子供の体にも配慮して、運動会弁当は胃に負担のかからないメニューを選ぶといいでしょう。
また、運動会が開催されるのは、春や秋の晴れた暑い日です。そのため朝作ったお弁当が腐らないように、殺菌抗菌効果のある食材を使ったり、保冷剤を持って行くなどの工夫が必要です。運動会弁当の食べ残しを、夜に食べるのは食中毒の危険があるのでやめましょう。
参考
これで解決!食中毒予防のポイント -家でも食中毒はおきてしまうんです。気をつけて!-|農林水産省
3.気分が盛り上がる盛り付け
食事は見た目もおいしさを決める重要なポイントです。運動会のお弁当は応援に来る人数によって準備する量が違いますので、それに合わせて盛り付けを考えましょう。デコレーションが難しい場合は、かわいいお弁当グッズを用いてビタミンカラーを差し色にすることで華やかな見た目のお弁当になります。
参考