【小学生向け】夏休みの自由研究の書き方のコツと研究方法別まとめ方

毎年夏休みの自由研究がなかなか決まらず、夏休み終盤になってから慌てて宿題をするという経験をしたことはありませんか? 「自由」と言われると、逆に何をしていいのか分からなくなるものです。

そこで、今回の記事では、自由研究の基本的な構造を把握して、研究方法とまとめる方法をご紹介します。

自由研究の基本構成

自由研究を行うための基本構成は、小学校の理科の教科書がヒントになります。どんなまとめ方をするにしても、基本を理解していないと分かりにくいまとめ方になってしまします。3年生以上であれば、理科の教科書で、単元ごとの「調査」のまとめ方がどのようになっているかを確認することをおすすめします。

疑問・動機

どんな研究も、その出発点には「疑問」や「動機」があります。「りんごが木から落ちるのを見て万有引力の法則を発見した」というアイザック・ニュートンの逸話は有名です。

例えば、「雲はどうして白いのか」「川の石はどうして丸いのか」「消しゴムは文字を消せるのか」など、分からないことや不思議に思ったことをなるべくたくさん出すことをおすすめします。また、自分が疑問に思ったことをテーマにするとやる気も出て、楽しく自由研究に取り組むことができます。

なかなか疑問が思い浮かばない場合は、NHK for schoolの理科番組がおすすめです。子供にも分かりやすいよう、動画で教えてくれます。どれも10分から15分程度なので、ちょっとした時間に見ることができます。

(参考:考えるカラス|NHK for school

方法・仮説

研究するテーマが決まったら、どのような方法で研究するかを決めます。方法として考えられるのは、「実験」「観察」「工作」「調べる」などです。方法は1つでなくても問題ありません。大切なのは、いろいろと試してみることです。

例えば、消しゴムはどうして文字を消せるのかを考えるときに、本やインターネットで調べるのもいいでしょうし、消しゴムを作っている会社の人に問い合わせて聞いてみてもいいでしょう。また、消しゴムで文字を消している場面を、観察して考えてみる方法も考えることができます。

この際に、どんな道具を使ったかと自分の仮説(予想)も記録しておきましょう。

結果

実験をしたり、調べたりしたら、必ず何かしらの結果が出ます。ここで注意するポイントは、「結果」は「答え」である必要はないということです。

実際にやってみてどうだったのかを客観的に記録するようにしましょう。

考察

そして、「結果」と混同しやすい「考察」も入れましょう。考察とは、自分の仮説に対して結果はどうだったのかや、結果を受けてどんなことを考えたのか、もう一度やるとしたら改善点は何か、新しく出てきた疑問はないかなどの点について、自分の考えを書くものです。

客観的な事実だけを書く「結果」は誰が書いても同じですが、「考察」は個性が出ます。消しゴムが文字を消す仕組みが分かった後の考察で、「逆に鉛筆はどうして文字を書けるのか?」と考える場合もあるでしょうし、「黒板やホワイトボードの文字が消えるのも同じ仕組みなのか?」と考える場合もあるでしょう。

低学年や中学年であれば、「感想」や「まとめ」「分かったこと」とした方が分かりやすいかもしれません。

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