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ハーバリウムを手づくりする方法
インターネット上や百貨店などで様々な色や種類のハーバリウムが販売されていますが、「母の日に手づくりでプレゼントしてあげたい!」という子供もいると思います。
そこで、ハーバリウムを家庭で手づくりする方法について、ステップ別にご紹介していきます。子供1人では準備が難しいものもありますので、お父さんや大人のご家族の方が手伝ってあげながら、お母さんのためにハーバリウムづくりに挑戦してみてください。
(1)用意するもの
ハーバリウムを作るにあたって、まずは材料や場所などを確保しましょう。下記の内容を見ながら、用意を始めてみてください。
作業場所
作業のやりやすい平らな場所(テーブルや台など)
※あらかじめビニールシートなどを床に敷いておくと掃除が楽になります。
準備物
-
- ボトル(蓋つき。オイルを入れるため、プラスチックではなく瓶がおすすめ)
- オイル(ミネラルオイル or シリコンオイル)
- 好きな花(プリザーブドフラワー or ドライフラワー)
※花については作り方の(2)と(3)を参照の上、準備すると良いです。
- ハサミ
- ピンセット
- アルコール除菌などのウェットティッシュ
- ティッシュペーパー
- ビニールシート(作業場のまわりの床に敷いておくと、こぼれたオイルの片づけが楽)
(2)デザインする
まず最初に、どんなハーバリウムを作りたいのかあらかじめデザインを決めておきましょう。花を思いつきでどんどんボトルに入れてしまうと、やり直しが簡単にはできないため、イメージをはっきりさせておくほうが良いです。
子供と一緒に紙にボトルの絵を描いて、そこにどんなふうに花をつめていくか描いておくと良いかもしれません。
(3)花を準備する
花をつめる順番が決まったら、使う花を買いに行ったり、ボトルに入れやすいように花や草をカットしておきましょう。花や草をカットしていくときは同じ長さに切りそろえるのではなく、それぞれに長さを変えると綺麗な仕上がりになります。
例えば、ボトルの下に入れたい花や草は短くカットし、上にいくに従って長めに切っていくと良いでしょう。
(4)ボトルの下準備
アルコール除菌用のウェットティッシュでピンセットを使いながら、ボトルの内側を綺麗に拭いて消毒します。その後、ティッシュペーパーを使ってボトルに残っている余分な水分を拭き取りましょう。
綺麗に拭いておけばカビ防止になります。またウェットティッシュなどの準備が難しい場合は、事前に熱湯や漂白剤にボトルをつけおきして消毒するのも良いでしょう。
(5)デザインどおりに花をつめていく
花や草のカットとボトルの消毒が終わったら、いよいよ最初にデザインしたとおりにつめていきましょう。短くカットしたり、背の低い植物などから順に入れていってください。植物の根元をピンセットでつまみながら入れると、視界を広く保てて作業しやすいでしょう。
順番に花や草を入れながらも、時々全体を見るようにして、位置や花同士の引っかかりを調整していくと、綺麗に仕上がっていきます。
(6)オイルを入れる
花や草をデザインどおりにつめることができたら、オイルを注いでいきましょう。入れ方は、ボトルを少し傾けた状態で、なるべくゆっくりとオイルを注いでいきます。勢いをつけて一気にオイルを注いでしまうと、オイルが注がれる圧力などで花や草が潰れ、綺麗にデザインしたものが崩れてしまいます。
傾けたボトルの内側をオイルが伝っていくように注ぐと、花や草が潰れるのを防ぐことができます。デザインしたものに近いハーバリウムを完成させるためには、ゆっくりとオイルを注ぐのがコツです。
(7)蓋をする
ボトルいっぱいにオイルを入れることができたら、平らな場所にボトルを置いて3~5分そのまま放置しましょう。オイルを入れたてのときは気泡が中に残っているため、自然と浮いてきて抜けるのを待ちます。この気泡が抜けたころに、ボトルの蓋をしっかりと締めましょう。
ボトルのまわりについているオイルなどを、綺麗にティッシュで拭き取ったら完成です!
ボトルが瓶の場合は割れものなので、プレゼントや保管する際は壊れてしまわないように梱包材を巻くなどして気をつけましょう。
難しそうと思ったら、手づくりキットがおすすめ
「子供が手づくりして、綺麗に見えるハーバリウムを作るのは難しそう」という方もいらっしゃると思います。そんな方にはデザインや花のカットなどがすでにされている、ハーバリウムの手づくりキットを使われることがおすすめです。
手づくりキットは種類もいくつかあり、価格も1,000円代から販売されているため、手軽に購入することができます。指定されている作り方に従って花をつめたりオイルを入れるだけなので、初心者の方や細かい作業が苦手な人でも簡単です。子供がいちから素材を準備したり、ハーバリウムを作るのは不安、という方はこちらを検討してみてはいかがでしょうか?
終わりに
母の日のプレゼントにおすすめのハーバリウムや、手づくりの方法をご紹介しました。生花と比べてお手入れも楽で長く鑑賞を楽しむことができるハーバリウムを、ぜひ母の日の贈り物にしてみてはいかがでしょうか。
参考
母の日に体験ギフトを、札幌市の百貨店 |日本経済新聞
【データ】18年遊びのランキング ハーバリウムが躍進|繊研新聞電子版
アーティフィシャルフラワーとは|日本アーティフィシャルフラワー協会
ハーバリウム|Wikipedia
『今さら聞けない!』ハーバリウムの作り方|ユザワヤ