近年、修学旅行で海外に行く学校も増えてきています。修学旅行が子供にとって初めての海外旅行というケースもあるでしょう。修学旅行で海外に行く場合に知っておくべきこと、海外の修学旅行で注意すべきことをご紹介します。
もくじ
海外では体調に注意
修学旅行で海外に行く場合に大切なのが体調管理です。せっかくの楽しい修学旅行です。元気に楽しく過ごせるように気をつけるべきことをご紹介します。
不衛生なものを食べない、生水を飲まない
修学旅行に行く先にもよりますが、食べ物を提供する環境が衛生的ではない場合があります。特に屋台では、食中毒に気をつけましょう。調理の様子を見て衛生的に見えない場合は、食べないほうが無難です。感染症にも注意しましょう。
海外では、生水にも気をつけるべき。日本のように水道水の水をそのまま飲める国は少ないです。特に東南アジアでは生水を飲んでお腹を下した事例があります。水はペットボトルに入ったものを購入し、飲むのが間違いないでしょう。
乗り物酔い、ケガ、病気に注意
海外旅行では、長時間の飛行機や長距離のバス移動があるものです。飛行機では乱気流で大きく揺れて具合が悪くなる人もいます。念のために酔い止めを飲むか、携帯しておくと旅行中も安心です。
修学旅行は集団行動が基本になりますが、アクティビティ中のケガや旅の疲れで病気になることも想定されます。海外の薬が体に合わないこともあるでしょう。いつも飲んでいる薬を常備しておくことも大切です。
海外では盗難に注意
海外では、スリや置き引き、ひったくりなどの盗難に注意しましょう。特にヨーロッパではスリの被害が多く見られます。修学旅行は集団で行動しますが、日本人の学生がまとまっていると、かえって狙われるかもしれません。トラブルに巻き込まれないためにも、海外では自己管理が大事です。
現金やパスポートの管理
海外旅行で大切なのは、お金とパスポートです。
修学旅行で海外に行く場合は、現地の通貨が必要です。ホテルの部屋に金庫がある場合は金庫にお金を入れておいたり、カバンの中の複数の場所に分けて保管するようにしましょう。分散させておけば、万が一盗まれたとしても被害を最小限に抑えることができます。
パスポートは、海外で身分を証明できる唯一の証明書。パスポートをなくしてしまうと再発行までに時間がかかります。旅行先の近くに日本大使館や領事館があるとは限りません。絶対になくさないように保管には気をつけましょう。
置き引き、ひったくり、スリに注意
日本人は、よく椅子に物を置いて座席取りをしますが、海外で同じことをすると置き引きの被害に遭うかもしれません。海外では、席に物を置いて座席を確保するような行動はしないよう気をつけましょう。
また、観光地ではスリが多発します。若い学生が集団で歩いているところを、スリやひったくり犯が狙ってくるかもしれません。鞄は斜めがけのものにし、自分の目が届く位置に置いておくのが安全です。バックパックも、知らぬ間にカバンを開けられて財布を盗まれることがあるので要注意です。