夏休みの自由研究に使える!卵を使った実験7つをご紹介 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

スケルトン卵の応用実験

スケルトン卵の作り方を応用してカラフルなスケルトン卵を作ってみましょう。

(参照元:【実験】夏休みの自由研究!カラフルなスケルトン卵を作ろう!【友加里】|YouTube

基本的な作り方はスケルトン卵と同じです。濃い目の食紅をお酢に混ぜて卵をつけておきましょう。見た目にもかわいらしい半透明のカラフルなスケルトン卵を作ることができます。

自由研究の展示をする場合も、目を引く出来栄えになるはずです。

ゆで卵を作る実験

料理も実験の1つ。ゆで卵を作る過程も実験になります。ゆで卵を作って自由研究をしてみましょう。ゆで卵を使った実験をご紹介します。

白身と黄身が逆転したゆで卵を作ろう

卵は白身が外側、黄身が内側にあるのが普通ですが、遠心力を利用すると白身と黄身が逆転した黄身返し卵を作ることができます。どうやったらきれいな黄身返し卵ができるかを実験してみましょう。

<用意するもの>

  • 画びょう
  • クリップ
  • セロハンテープ
  • ストッキング
  • 針金
  • ライト

<実験の方法>

卵の尖がっている頭の方を上にして、先の方に画びょうで穴をあけます。まっすぐに伸ばしたクリップを穴に入れて卵の中をかき混ぜます。

卵を補強するために卵の周りにセロハンテープを巻き付けて割れないようにします。ストッキングの真ん中あたりを目途に結び目を作り、卵を入れます。卵が動かないようにストッキングの反対側を針金でとめます。卵がストッキングの真ん中にあること、卵が動くような遊びがないことを確認します。

卵の入っているストッキングをぐるぐるねじります。限界までねじったら両端を勢いよく引っ張ることで卵が高速で回転します。

ストッキングをねじる回数を記録しておきましょう。卵の回転回数がどのくらいで黄身が逆転する卵になるのかを検証します。

ライトを当てて卵の中が黒く見えれば、卵の中の白身と黄身が逆転した卵になっています。確認できたらゆでてみましょう。ゆでてから切ってみると黄身と白身が逆転した卵になっていることが分かります。写真に残して実験結果をまとめてみましょう。

参考

卵を使った5つの実験!自由研究の時間がない時はコレ|いざ!安心家族

半熟・完熟ゆで卵のゆで時間を調べよう

卵のゆで時間で黄身の中がどう変化していくのかを実験します。どのくらいのゆで時間で黄身が半熟になるのか、黄身の硬いゆで卵になるのかを検証します。

<用意するもの>

  • タイマー
  • おたま
  • まな板
  • 包丁

<実験の方法>

卵にあらかじめゆで時間を書いておきます。今回は4つの時間で実験しましょう。5分、8分、10分、15分の4つの時間間隔で卵の変化を記録していきます。実験にはあらかじめ常温にしておいた卵を使いましょう。

水を張った鍋に、塩小さじ1を入れて中火にかけます。沸騰したら実験スタート。火を弱火にしてタイマーで時間を測りましょう。

時間になったら該当する時間の卵をおたまで優しくすくって、冷たい水で冷やします。しっかりと冷めたら卵の殻をむきましょう。中を見ると、ゆで時間5分の卵の黄身はとろとろの状態に、ゆで時間の長いものは黄身がしっかり固まっていることが分かります。

卵の黄身は70度を超えると固まる性質があります。白身は80度以上で固まります。70度を適度に保った状態でゆで卵を作るとどうなるのでしょうか。

今度は白身がとろとろの温泉卵を作ってみましょう。

1リットルの熱湯を沸かしてそこに冷蔵庫で冷やしておいた水200mlを加えます。水を加えることで大体70度の温度のお湯になります。保温性のある容器または発砲スチロールにお湯を入れて、冷蔵庫で冷やしていた卵を中に入れます。容器にふたをして20分置きましょう。

取り出して完全に冷めてから割ってみてください。黄身も白身も半熟とろとろの温泉卵ができるはずです。

温度計が用意できるなら、温度を測りながら実験してみるもの良いでしょう。

参考

さあ、ゆで卵で実験!〜vol.4〜|クックパッド自由研究

ゆで卵を水に浮かせてみよう

ゆで卵が水に浮くかどうかを実験してみましょう。物理のアルキメデスの原理を用いた実験です。物質の密度が水の密度よりも大きいときは水に沈んで、小さいときには水に浮かびます。

ゆで卵を水に沈めて食塩を加えて食塩水を作っていきます。食塩の量がどのくらいでゆで卵が水に浮かぶようになるのかを実験します。

<用意するもの>

  • ゆで卵
  • 食塩150g
  • 計量カップ(500mlのもの)
  • 水400ml

<実験の方法>

計量カップに水400mlを入れて、そこにゆで卵を入れます。ゆで卵の密度の方が水よりも大きいので、卵は水に沈みます。

用意した150gの食塩を少しずつ水に混ぜていきます。卵が浮いてきたら食塩を入れるのをやめましょう。残った食塩がどのくらいかを測ることで、何グラムの食塩で卵が浮くようになったのかを計算することができます。

密度に差が出れば卵が浮くようになるので、食塩以外に砂糖でも実験することができます。

参考

理科の自由研究No.16水に卵を浮かせる|のんびり暮らそう