いじめは避けたい!おすすめの対処法
ランドセルで大きないじめを受けることはあまりないようです。しかし、万が一に備えて、子供がランドセルの色でいじめられないように、おすすめしたい対処法をいくつかご紹介します。
学校の登下校で色を事前に調べておく
日本人は、集団行動や協調性に重きを置く文化を持っています。そのため集団の中で、1人だけ周りと明らかに違ったり、目立っているといじめの対象となってしまうかもしれません。そこで大切なのは、通う小学校の生徒たちがどんな色のランドセルを使っているかを知ることです。
ランドセルを購入する前に、進学先の小学校の登下校を見て、カラフルなバリエーションか、赤や黒といったオーソドックスな色かをチェックしておきましょう。目立つ色の子供が何人もいるようなら、そういった色を選んでも問題ないはずです。
最悪の場合はランドセルを買い替える
家庭に経済的なゆとりがあれば、最悪の場合ランドセルを買い替えるというのも手段の1つです。ただ、数万から10万円ほどするランドセルを、気軽にもう1つ買えるという家庭も少ないでしょう。
そこで応急処置として、色を目立たせなくするランドセルカバーをつけるのも良いでしょう。組み合わせをうまくできれば、かえっておしゃれに仕上がるかもしれません。
子供の好きな色を貫きとおす
前述の男の子のように、子供自身が「黄色が好きなんだ!」と貫きとおします。周りの声には左右されず、「ランドセルの色くらいでとやかく言われる筋合いはない」といったスタンスを持つ子供は強いでしょう。気にしないことも大切です。
ランドセルの色の選び方
男の子に人気な色は黒や青、紺、緑、茶など。女の子に人気な色はピンクや赤、水色、紫など。それぞれに人気な色がありますが、子供の好きな色を選んでもらうのがベストでしょう。いじめなどを考え、目立つ色を避けたいと親が考えてしまうかもしれませんが、子供にとっては6年間付き合う大事な相棒。
親に「これにしなさい」と決められてしまうと、「あの色が良かった」「だからこの色が嫌い」と考えるようになってしまうかもしれません。一生に一度の買い物なので、子供の好きな色を選ばせてあげてはいかがでしょうか。
終わりに
ランドセルの色で、周りから激しくいじめられるといった声はそこまで多くないようです。また、周りから何か言われても気にしない子供自身の心の強さとうまくフォローしてくれる大人たちの存在があれば安心です。子供自身の個性を重視して、お気に入りのランドセルを選んでみてください。
参考
平成28 年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(速報値)について|文部科学省
ランドセル購入に関する調査|ランドセル工業会
ランドセルが奇抜な色でもいじめられない3パターン、現実的に考えてみた|脱力のすすめ
本当にその色で大丈夫?ランドセルの色|萬勇鞄
ランドセルの色についていじめられている?|mama*sta
マツコ吠える!ランドセル格差でいじめられる現状に「あんなもの個性じゃない」|grape
ランドセルの色といじめ|Yahoo!JAPAN 知恵袋