子供に「何で仕事をするの?」と聞かれたら?! ( 3 )

仕事をすることでもたらされること・もの

仕事をすることでもたらされること・もの
仕事をする意味は人それぞれに異なるもので、価値観や人生観の違いにも似た物と言えます。生活やお金のためとドライに割り切っている人は、仕事が辛くても仕方がないと耐えることができるでしょう。一方、自分の可能性を試すため、自己実現をするために仕事をしている人は、仕事のやりがいに重点を置いています。

また、社会貢献や社会と関わりをもつために仕事をしているという人もいるでしょう。働く目的や意味は人それぞれですが、仕事をすることで何かしらのメリットがもたされないと人は仕事を続けることができないものです。

能力・仕事内容に見合った報酬として返ってくる

仕事には、キャリアや資格の取得によって給与が設定されていることがあります。また、固定給のほかに歩合制の仕事もあり、自分の実力次第で収入を増やすこともできます。報酬が仕事をする理由のすべてではないですが、苦労して取得した資格やスキルが報酬という形で評価されるのは嬉しいことではないでしょうか。

収入によって人の価値が決まるものでは決してありませんが、その収入に仕事に対する姿勢や苦労が反映されているとすれば、やりがいを感じることができるでしょう。また、報酬があがるということは仕事を続けるモチベーションにもつながります。

社会に役立っているという喜び

世の中に存在する仕事は貴賤の別なくどれも尊く必要なものであると言われます。一見役に立っていないようであっても、何らかの形で社会に貢献しているものです。なかでも直接人や社会と関わって仕事をしている人は、社会のために役立っていることを実感しやすいでしょう。

人々に必要な物を生産、流通、販売する仕事、人に「ありがとう」と感謝される仕事などは、社会に役に立っていることを大いに意識しながら働くことができるでしょう。NPOなどで給料が少なくても仕事にやりがいを持てる理由には、社会のために役立つ喜びを実感できるからではないでしょうか。

目的のために周囲と協力して仕事をこなす喜び

職場ではさまざまな職種に従事するスタッフがいます。個人に任されている仕事であっても、企業や会社の共通の目標に向かってチームで行う仕事の一部を担っているにすぎません。ハードルが高く、障壁がいくつもある仕事はなかなか大変ですが、やり遂げた後の達成感は何物にも代えられないものです。

1つの目的のために同僚や上司、関係する取引先などが一枚岩となって臨む仕事は複雑かつ調整も難しいものですが、その分皆でやったという充実感や喜びを強く感じることができます。仕事を通して人と協力することの大切さを実感することができるでしょう。

仕事をする意味が分からないときに行うべき方法

仕事をする意味が分からない時に行うべき方法
仕事に対して真面目であれば真面目な人であるほど、いわゆる燃え尽き症候群で一気にやる気がうせてしまうことがあります。全体の奉仕者となることを目指す公務員、利潤追求が最大の目標である民間企業、それぞれにふとした瞬間に仕事をする意味が分からなくなって立ち止まってしまうこともあるでしょう。

自分で自分を追い込むことばかりしていると、精神的に不安定になりうつになってしまうこともあります。仕事するうえでの何らかのターニングポイントだと肯定的に捉え、考え方を変えて仕事に臨むことが大切です。仕事をする意味が分からなくなってしまったときに、行うべき方法について考えてみましょう。

現在与えられた仕事を真面目にこなす

人はなぜ生きるかという疑問は思春期頃によく抱くテーマです。生きることについて書かれた本を読んでも明確な答えは得られず、どうしたら生きることができるか、どのように生きるべきかという考え方にシフトするようになります。

仕事も同じでなぜ仕事をするかということよりも、どうしたら仕事ができるか、どのように仕事をすべきかということを考える必要があります。現在与えられた仕事に不満があっても、どのようにしたら効率的に少しでもやりがいをもってできるかについて考えることの方が意義があるでしょう。

友人や上司に相談してみる

仕事をする意味で悩んだときは、迷路に迷い込んだような状態で自分だけではなかなか出口をみつけることができません。きっかけがないと糸口をつかめないため、書籍やネットの情報に頼っても問題を解決することができないでしょう。

そんなときは、自分をよく知る友人や職場の上司に相談してみてはいかがでしょうか。同年代の友人であれば同じ立場で議論することができ、悩んでいるのは自分だけでないことがわかって安心するでしょう。職場の上司は仕事だけでなく人生の先輩であるため、同じような悩みをどのように克服したかという経験談を参考にすることもできます。

仕事の効率アップや業務改善の方法を考え・提案する

仕事をする意味が分からなくなっているとき、それは何らかの理由によって仕事に行き詰まっていることを暗示するものでもあります。これまで疑問や問題を何も感じていなかった業務内容や仕事の仕方に疑問をもったという成長の証であるかもしれません。

どうしたら効率的に仕事を進められるのか、これまで妄信してきた業務マニュアルに問題はないのか、などについて真剣に考えるチャンスともいえるでしょう。改善するための何らかの方策を提案することができれば、社会人としてだけでなく人間として大きく成長することができるでしょう。

まとめ:自分で働く意味を探してみよう

まとめ:自分で働く意味を探してみよう
現在、働いている人に「あなたの仕事をする意味とは何ですか」と質問したら、どれだけの人が答えられるでしょうか。学校を卒業して社会に出ることは当たり前、働くことは当たり前だから考えたこともないという人もいるかもしれません。

仕事をする意味や目的は人それぞれで、何が一番正しいかとは言えないものです。しかし、生活のために収入を得るためだけのものだとすると人生が少し虚しく感じてしまうかもしれません。子供に自分の言葉で語れるように、自分なりに働く意味を探して納得できているか、今一度自分自身を振り返ってみましょう。また、親として子供たちの夢を追うサポートができるよう、早くから情報収集にも勤めておきましょう。

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cocoiro編集部

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