スマイルゼミ中学生コースの特徴まとめ。通常の塾とネット塾の違いとは? - cocoiro(ココイロ) - Page 2

スマイルゼミのメリット

保護者の立場から見たスマイルゼミのメリットをご紹介します。通常の塾と比較して、ネット塾ならではの特徴があります。

塾の送り迎えが不要

通信教材の最大のメリットは、塾の送り迎えが不要であるということです。送り迎えの手間は共働き家庭や兄弟がいる家庭は特に大変です。中学3年生にもなると塾からの帰りが22時を回ることも少なくなく、食事や就寝時間も遅くなってしまうことも多々あるでしょう。

スマイルゼミならこの塾へ移動する時間を、家族の語らいの時間に使ったり、家庭で学習をしたりするのに使うことができます。保護者の方も時間を取られることなく、仕事や家事などの用事を済ますことができます。

自動で正誤判断してくれる

タブレット教材の利点が、解答の正誤を自動で判断してくれることです。たとえば巻末の回答集で答えを確認したり、問題を郵送して採点してもらったりという手間がありません。間違えた問題はすぐに解説してくれるので、学習の定着度が深まります。中学1年生でも勉強することができるので親の手間はずいぶんと減ります。

スマイルゼミのデメリット

通常の塾と比較した、ネット塾ならではのデメリットも挙げていきます。タブレット学習の特徴である、自由な時間・場所で学習できるスタイルがデメリットにもつながってしまうようです。

親の介入が必要

いつでもどこでもできるのがメリットのスマイルゼミですが、学校や塾と異なり先生の監督がありません。ほったらかしにしていても自主的にしてくれる子供もいますが、それが難しい性格の子は学習習慣が身に付くまでは親が監督となって勉強を促す必要があります。スマイルゼミのツール「みまもるトーク」を活用して積極的にコミュニケーションを深め、できたときはほめてあげるとやる気が持続します。

いい加減な解答もできてしまう

スマイルゼミは解いた問題がすぐ自動的に採点されます。自動ですから、採点に親の関与は必要ありません。逆の視点から見るとチェックが完全に行き届かないので、いい加減な解答をしても「勉強をした」ことになってしまうのです。

学習内容が頭に入っていないまま勉強をしたことになるのは、全てのネット塾に共通する、最大のリスクと言えます。全てをスマイルゼミ任せにするのではなく、中学校での定期テストの結果を参考にしながら、きちんと理解して学習できているかを親子で確かめていく必要があります。