ボールペンを復活させる方法
大事に管理しているボールペンでも、インクがでないときが来るでしょう。インクが出ないボールペンを復活させる方法を解説します。なお、インクの寿命やボールが変形している場合は復活させることは難しいのでインクの交換をおすすめします。
ティッシュで先端を掃除
ボールに固くなったインク・ほこり・紙くずが詰まっている場合があります。この場合、ティッシュを使うとボールに詰まったごみがきれいに取れ、ボールペンが復活する可能性があります。
①ティッシュを3~5枚程度重ね、テーブルの上に置く
②ティッシュが破れない程度にぐるぐる丸を描く
③インクが出てきたら最後にティッシュで先端を拭く
目が粗いティッシュの上でボールを転がすことにより、ごみが取れる仕組みです。
ティッシュでごみが取れなければ、インクが固まっている可能性があります。
ペン先を温める
インクが固まっていたら、いくらボールを動かしてもインクは出てきません。インクを温めて溶かしてみましょう。ボールペンが傷つかない方法は、手のひらで温めることです。1分ほどペン先を握ってみましょう。
ほかにも以下の方法があります。
- ドライヤーで熱風を当てる
- お湯につける
しかし、インクに熱が伝わりすぎてインクが出すぎるといった別の問題が起こるかもしれません。手のひらで温めることが無難とは思われますが、ドライヤーやお湯を使う場合は別の問題が起こるかもしれないと思っておきましょう。
遠心力を利用する
ボールの詰まりや、インクの固まりを解消してもまだインクが出ない場合、インクに気泡が入っている可能性があります。この場合、インクの気泡を取り除けばボールペンが復活します。
具体的な方法は以下。
- 袋にボールペンを入れ、袋を結ぶ
- ボールペンの先端が外側を向くように持つ
- 袋を回したり、振ったり、遠心力を使う
原始的なやり方ですが、インクの気泡が取れます。
長くやりすぎるとインクが漏れる可能性があるため、1分ごとにやめて様子を見た方が良いでしょう。3~5セット試してみてインクが復活しない場合は諦めましょう。
子供も喜ぶ!ボールペンを復活させるちょっと面白いやり方
どうせするのであれば、子供と楽しく遊びながらボールペンを復活させてみると良いでしょう。遠心力を利用してボールペンを復活させることを重視しながら、子供と楽しくできる方法をご紹介します。
子供の自転車を使ってボールペンが復活!
出なくなったボールペンの芯を自転車に固定し、遠心力でボールペンを復活させるという方法。子供の自転車にインクを固定し、子供と遊びながらボールペンが復活する良い方法です。
インクが出なかったボールペンが出るようになったことを見ることができるので、なぜインクが出るようになったのか興味を持ってくれるでしょう。
子供にとって遊びながら覚えられると印象に残るので実践してみてください。
とにかく振りまくって復活!
ボールペンを袋に入れて、とにかく振りましょう。子供と30秒ずつ交代しながら楽しく振りまくりましょう。
まとめ
ボールペンのインクが出ない原因には、以下の要素が挙げられます。
- インクの寿命
- インクの逆流
- ボールの変形
- ゴミの詰まり
ボールペンを復活させるには、ティッシュで先端を掃除・ペン先を温める・遠心力を使う方法があります。ペン先を温める場合、ドライヤーやお湯を使う方法もありますが、インクが過剰に出る危険があるため手で温める方法が良いでしょう。
また、遠心力でボールペンを復活させる場合、インクが飛び散る可能性があるので必ず袋で覆いましょう。
子供と一緒に楽しくボールペンを復活させたい場合、自転車にボールペンを固定する方法がおすすめです。使えなかったボールペンが目の前で復活するので子供の興味が興味を持ってくれるでしょう。当記事でご紹介したボールペンの復活方法を試してみてはいかがでしょうか。
参考
よくある質問|PILOT
必見!インクの出ないボールペンを復活させる魔法の方法|Ball Point Pen
インクが出ない!ボールペンを復活させる5つの方法|nanapi