小学校から高校までの一貫校!桐光学園小学校の歴史や受験の特徴とは - cocoiro(ココイロ) - Page 2

教育内容の特徴

12年の一貫教育

桐光学園では、小学生から高校卒業まで12年間の一貫教育を行っています。小学校6年間では、「確かな学ぶ力」「意志・表現・感謝」の3つの心を土台に、中学校、高校へと進学していきます。それぞれの学校、学年の役割を次のように決めています。

小学校では、集団生活の楽しさを知り友達とのつながりを学びます。1人1人の好き・得意を見つけて自信をつけたり、自己理解と他者理解を深めたり、夢の実現のために努力するといった側面から成長させていきます。

中学校では、1年生で人間関係形成、2年生で自己と他者、3年生で自己と社会への学びを深めます。高校では、1年生で自己と社会参加、2年生で自己を見つめる、3年生で自己実現に向けて学んでいきます。

家庭とのつながり

教師と保護者が子供の活動を見守ることを大切にしています。運動会、マラソン大会、収穫祭、もちつき会などの各種行事では、父母会の行事委員の協力で充実した行事になっています。子供たちは保護者の存在に気づき、「見てくれている」「応援してくれている」「笑顔でいてくれる」ことを実感できると、前向きなチャレンジをしていけます。行事だけでなく、普段の生活から教師と保護者が協力して、子供をサポートしていきます。

収穫祭では、6年生が農園で育てたジャガイモを使い、カレーを作りました。もちつき会では、3年生が農園で育てた大根と、実際にお餅をついてお雑煮を作りました。保護者球技大会では、年2回バレーボール大会を実施して、保護者や教員同士の交流を深める機会となりました。

魅力的な授業内容

桐光学園小学校ならではの幅のある授業内容を実施しています。
英語では、低学年で歌やチャンツをとおして英語に親しみ、中学年で64種類400語の英語かるたを使って英語を学び、高学年ですべて英語の授業を実施して、中学英語の基礎力やコミュニケーション能力を養います。

総合学習では、農園活動とコンピュータ学習を中心に学びます。農園活動では、1年生でテラスでの栽培体験、2年生で農園の作物栽培への移行と、ステップアップして栽培学習を進めます。土に触れ、農作物の成長との関わりを通じて、心のゆとりや優しさを身につけるのが狙いです。3年生からは、コンピュータ学習がスタート。ワードやペイント、パソコンの基本操作を進めます。4~5年生でワードでの栽培活動記録、6年生でパワーポイントによる研究発表を行います。

書写では、全学年で硬筆、4年生以上で毛筆の授業を行います。硬筆では、ひらがな、カタカナ、漢字のバランスや形を考えて書きます。毛筆の授業では、書道専門の教員が担当。筆の持ち方、運び方を学び、文字1文字ごとの理解を深めるのが特徴。これらの授業以外にも、うさぎの飼育、表現、知的財産、カウンセラーといった特色ある授業を実施しています。