英検準1級の合格点は何点?1次試験・2次試験の配点をもとに解説

公益財団法人日本英語検定協会によると、英検準1級の奨励目安は「大学中級レベル」、修得の目標としては「リーダー(品格)の英語」とされています。当記事では、試験内容や合格点など、英検準1級合格のために必要な情報を技能別勉強法と合わせて紹介します。

【英検準1級の1次試験】試験内容と得点配分

英検準1級は、1次試験と2次試験があります。1次試験は筆記試験とリスニングテストの2部構成で、試験時間は筆記試験が90分、筆記試験に続いてリスニングテストが約30分となっています。それでは、試験内容や配点などについて詳しく見ていきましょう。

試験内容

公益財団法人日本英語検定協会によると、英検準1級1次試験の試験内容は以下のとおりです。

測定技能 形式・課題 形式・課題詳細 問題数 問題文の種類 解答形式
リーディング 短文の語句
空所補充
文脈に合う適切な語句を補う。 25 短文
会話文
4肢選択
(選択肢印刷)
長文の語句
空所補充
パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う。 6 説明文
評論文など
長文の内容
一致選択
パッセージの内容に関する質問に答える。 10 説明文
評論文など
ライティング 英作文 指定されたトピックについての英作文を書く。 1 (英作文なので問題文はない) 記述式
リスニング 会話の内容
一致選択
会話の内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
12 会話文 4肢選択
(選択肢印刷)
文の内容
一致選択
パッセージの内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
12 説明文など
Real-Life形式の内容
一致選択
Real-Life 形式の放送内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
5

(参照元:準1級の試験内容|公益財団法人日本英語検定協会

配点

2016年度から英検のすべての級における合否判定方法が変わりました。この新しい判定法では、全答案が採点された後に統計的な手法でスコアが算出されます。1問ごとの配点は事前には決まっていませんが、それぞれの技能の配点と満点スコアは以下のようになっています。

【英検準1級】1次試験技能ごとの配点と満点スコア

技能 満点スコア
リーディング(全41問) 750点
ライティング(全1問) 750点
リスニング(全29問) 750点
合計 2,250点

参考
英検CSEスコアでの合否判定方法について|公益財団法人日本英語検定協会
準1級の試験内容|公益財団法人日本英語検定協会

技能ごとの満点スコアは同じですが、それぞれの問題数が違うため、技能ごとの1問あたりのスコアへの影響も変わります。例えば、リーディングの問題数よりリスニングの問題数の方が少ないので、リスニングの方が1問あたりのスコアの配点が高くなっています。

合格点・合格ライン

英検準1級1次試験の合格基準スコアは、1,792点(2,250満点中)です。公益財団法人日本英語検定協会によると、2016年度第1回一次試験では、1級、準1級は各技能での正答率が7割程度であったとのことです。
参考
英検CSEスコアでの合否判定方法について|公益財団法人日本英語検定協会

英検CSEスコアとは?

CSEスコアとは、ユニバーサルなスコア尺度で英検の成績を計るために新たに考えられた指標です。CSEをスコア導入により、合否結果だけでなく、受験者が自分の英語力を技能ごとにスコアとして把握できるようになりました。また、英検CSEはスコアはCEFR(語学のコミュニケーション能力別のレベルを示す国際標準規格)にも対応しています。

合格するには技能のバランスが大切

図① 準1級一次試験の場合


(参照元:英検CSEスコアでの合否判定方法について|公益財団法人日本英語検定協会

英検CSEスコアが導入するまでは、配点が低いライティングが0点であってもリーディングやリスニングで高い得点を取れば合格の可能性がありました。しかし、英検CSEスコアにおいてはスコアが各技能に均等に配分されるので、ライティングが0点の場合、リーディングとライティングがそれぞれ満点の750点だったとしても合格基準スコア1,792点を下回るので不合格となります。合格するためには、それぞれの技能でバランス良く点を取ることが重要です。