英検準1級の合格点は何点?1次試験・2次試験の配点をもとに解説 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

【英検準1級の2次試験】試験内容と得点配分

それでは、英検準1級2次試験の内容を見ていきましょう。

試験内容

英検準1級の2次試験は、英語での面接です。所要時間は約8分、内容と面接の流れは以下のとおりです。

測定技能 形式・課題 形式・課題詳細 問題数 解答形式
スピーキング 自由会話 面接委員と簡単な日常会話を行う。 個人面接
面接委員1人
(ナレーション、応答の内容、発音、語い、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度などの観点で評価)
ナレーション 4コマのイラストの展開を説明する。(2分間) 1
受験者自身の意見を問う質問 イラストに関連した質問に答える。 1
受験者自身の意見を問う質問 カードのトピックに関連した内容についての質問に答える。 2
受験者自身の意見を問う質問 カードのトピックにやや関連した、社会性のある内容についての質問に答える。 1

(参照元:準1級の試験内容|公益財団法人日本英語検定協会

配点

英検各級における2次試験の現在の配点は、日本英語検定の公式サイトには記載されていませんが、リーディング(ナレーション)・Q&A・アティチュードの分野でそれぞれ採点され、合計で750点になります。

2016年度のCSEスコア導入前の試験になりますが、参考までに筆者が受験した2014年度第2回英検準1級2次試験の配点は以下のとおりでした。

【英検準1級】2次試験分野ごとの満点スコア(2014年度)

分野 配点
ナレーション 15点
Q&A 20点
アティチュード 3点
合計 38点

※アティチュードは、1点(普通)、2点(良い)、3点(とても良い)となっています。

合格点・合格ライン

英検準1級2次試験の合格基準スコアは512点(満点750点)です。全体の7割を正答すれば合格できます。

英検準1級合格者の英語レベルについて、英字新聞やEメール、取扱説明書などを理解できる、テレビやニュースを聞いて要点を理解できる、読んだ本や映画についてのあらすじを述べることができるなどが挙げられており、合格には高い英語コミュニケーション能力が必要と言えるでしょう。

英検準1級の合格率・レベル・難易度はどれくらい?

英検準1級試験の合格率は例年15%ほどとなっています。英検準1級で求められる英語レベルが「大学中級程度」なので、合格するためには大学レベルの英語力は必要と言えるでしょう。

英検準1級の合格率・レベル・難易度についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

英検準1級の合格率・難易度は?過去のデータをもとに解説【最新版】