【小学生向け】色鉛筆を徹底比較!選ぶポイントとおすすめ5選! - cocoiro(ココイロ)

色鉛筆は、図画工作や、理科、社会などの時間に使用することが多い学習道具。そのため、入学祝いにも贈られることが多いですが、種類が多くてどれが良いのか迷ってしまうでしょう。そこで当記事では、様々な色鉛筆を比較し、小学生が使いやすいおすすめの色鉛筆と選ぶときのポイントをご紹介しました。

色鉛筆の種類

色鉛筆にはいくつか種類があります。大きく分けると、油性色鉛筆と水性色鉛筆の2つになりますが、サクラクレパスが商標登録しているクーピーペンシルも小学校で使われることが多いです。クーピーペンシルも含めた3種類の色鉛筆の特徴をご紹介します。

油性色鉛筆

一般的に使われている色鉛筆は、油性色鉛筆です。誰もが一度は手にしたことがあるのではないでしょうか? 油性色鉛筆は顔料を油成分で固めており、水に溶けないのが特徴です。

油成分で固められているため、力強く塗ると表面がつるつるして色を重ねることができなくなります。水性色鉛筆に比べて芯は柔らかいことが多く、水を使わないのでどこでも手軽に使うことができます。

水性色鉛筆

水性色鉛筆は、その名のとおり水で溶ける色鉛筆です。油性色鉛筆と同じように塗って使うこともできますが、色鉛筆で塗ったものを水につけた筆で伸ばすことで水彩画のようにすることができます。

水性色鉛筆は、絵の具のようにパレットを洗う手間なく水彩画の様な色付けができる手軽さから大人の塗り絵などにも使われる人気の画材です。

クーピーペンシル

小学校の低学年でよく使われているのがクーピーペンシルです。文具メーカーのサクラクレパスとベニヨール・ファルジョン社が共同で開発したプラスチック製の色鉛筆を指します。

特徴は折れにくく、消しやすく、全部が芯であるということです。全部が芯であるため、一般的な色鉛筆の4倍の容量があります。また、クレヨンのような発色の良さがあるのも特徴です。

おすすめ色鉛筆5選

スタンダードな油性色鉛筆と小学生にとって使いやすいクーピーペンシルの中から、小学校の6年間、ずっと使うことができるおすすめ色鉛筆を5つご紹介します。

先生おすすめ色鉛筆12色

小学校の先生と共同開発した『先生おすすめ』シリーズの色鉛筆版です。使いやすさを追求した商品です。

特徴は色鉛筆の1本1本に名前が書けるところです。また、ケースが透明なプラスチックなので、ふたをしても中身が見えるようになっています。さらに、ふたには留め具がついているので、しっかりと閉めることができます。

ケースの色はブルーとピンクの2色で、12色と24色の2種類が展開されています。24色の方には子供が好きな金色と銀色も入っているので、24色を検討するのも良いでしょう。

トンボ鉛筆12色

Amazonの色鉛筆売れ筋ランキング1位なのが、『トンボ鉛筆』の色鉛筆です。黄色い缶のケースが目印のトンボ鉛筆のロングセラー商品です。

特徴は、鮮やかな発色、優れた定着性、滑らかな書き心地です。芯は硬めですが、書き心地は滑らかなので小学生でも自由に描くことができます。また、缶のケースは「PUSH」のところを押せば簡単に開けることができるので、開け閉めもしやすいです。

12色、24色、36色と持ち運びに便利な長さ82mmのミニサイズの4種類があります。また、12色と24色は缶ではなく箱のケースもあるので、落としたときの音や缶がへこんでしまうのが気になるという子供には箱のケースがおすすめです。

ユニパレット色鉛筆

『トンボ鉛筆』と並ぶ鉛筆の老舗が自ら考える子供のために開発した学習文具シリーズです。大人にも人気の三菱色鉛筆ですが、小学生にもおすすめするポイントは芯が折れないところです。

芯が折れやすい色鉛筆を使っていると、絵を描いている途中に中断を余儀なくされてしまい、絵に向かう意欲がそがれてしまいます。道具の使いやすさは大人にとっても子供にとっても大切なことです。

12色、24色の2種類があり、ケースは青、ピンク、水色の3色です。シンプルな見た目でインパクトもたっぷりです。

小学校色鉛筆12色+3色

小学校の授業のために作られた全芯タイプの色鉛筆です。そのため、たっぷり使えるのが特徴です。

また、いろいろな教科で使えるように基本的な12色に加えて、「あおみどり」「こげちゃ」「むらさき」がついています。あおみどりは社会科の自然観察に役立つ色、こげちゃは理科の生き物の観察に役立つ色、むらさきは生活科の朝顔観察に必須の色として加えられています。

ケースはホックで留めるタイプなので、しっかりと閉まってランドセルの中でバラバラになることがありません。持ち運びにも便利な色鉛筆です。

小学生専用クーピーペンシル12色+3色

1973年に開発されてからサクラクレパスのロングセラー商品です。全芯なのでたっぷり使えて折れにくく、消しやすいのが特徴です。

先述のぺんてるの『小学校色鉛筆』と同じく、3色がプラスでついてきます。色は「おうどいろ」「あかむらさき」「はいみどり」です。ケースはソフトケースで、ホックで留めるタイプなので落としても音がせず安心です。

また、クーピーペンシルは小学生専用以外のスタンダードなタイプも販売されており、そちらは12色、15色、18色、24色、30色、60色と豊富なラインナップです。12色は缶、紙、ソフトの3つのケースがあります。