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鉛筆を正しく持てている……そう言える人はどのくらいいるのでしょうか? また子供の勉強している様子を見ていて、正しい鉛筆の持ち方ができていないと思っても、何をどう直したらいいのか分からないという保護者もいるかもしれません。
鉛筆の持ち方は字のうまい、下手だけではなく、記述のスピードや学習意欲などにも影響すると言われています。今回は正しい鉛筆の持ち方についてご紹介します。すでに間違った持ち方になってしまっている場合も矯正できる方法をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
もくじ
鉛筆の正しい持ち方とは?
鉛筆の正しい持ち方とはどのようなものなのでしょうか? ここでは鉛筆の正しい持ち方と書き方についてご紹介します。
鉛筆の握り方
鉛筆の握り方には正しい方法があります。図で解説しますので、ぜひ実際に鉛筆を握って試してみてください。以下で紹介するのは鉛筆メーカーの北星鉛筆が提唱している持ち方です。
人差し指は指腹で上から押し当てましょう。
中指のつめの根元の左側で鉛筆を支えるようにしましょう。
人差し指と鉛筆の間に隙間が出来ないよう軸にぴったり指をつけて持ちましょう。
人差し指よりも上に親指がなるように注意しつつ、なるべく力を抜いて親指は力を加えず、指腹で添える程度に鉛筆を支えましょう。
鉛筆を持った時の手のひらは、卵をにぎったような空間をつくりましょう。
(引用元:鉛筆の正しい持ち方 書いて作って楽しい未来をクリエイト|北星鉛筆)
鉛筆の動かし方
正しい持ち方を学んだら、鉛筆の動かし方についてもコツがありますのでご紹介します。
基本的には人差し指で線を書くようにイメージし、鉛筆を動かします。
上下の縦の動きは人差し指で鉛筆を抑えることで下に、中指を押し上げることで上に線を引きます。また左右の横の動きは腕をなるべく動かさず、手首の動きのみで線を引くように意識しましょう。
(引用元:鉛筆の正しい持ち方 書いて作って楽しい未来をクリエイト|北星鉛筆)
紙と鉛筆の角度
鉛筆の紙に対する角度には適切な角度が存在します。
紙と鉛筆の角度は、40~60度がにするのが適切です。鉛筆を寝かせすぎてしまうと、また鉛筆を立てすぎてしまうと鉛筆の運びが悪くなり、手にも負担がかかります。角度には気を付けて、手に負担をかけることなくスムーズに文字を書き進められるよう気を付けましょう。鉛筆のとがっていない方を、自分の右の肩よりも少し外向きになるくらいの角度にするのが適切と言えます。
(引用元:正しい鉛筆の持ち方と矯正の方法|子育ての達人)
3つある鉛筆の持ち方
鉛筆の持ち方には3つの種類があります。複数の種類があるのは、鉛筆メーカー・書写協会などがそれぞれ別の持ち方を提案しているからです。どれも親指、人差し指、中指で三角形を作るという基本は変わらないのですが、メインとする指が少しずつ異なっているのです。
親指、人差し指、中指の3つで挟む(親指・人差し指・中指すべてメイン)
親指と人差し指で挟んで、中指は支える(親指・人差し指がメイン、中指はサブ)
親指と中指で挟んで、人差し指は支える(親指・中指がメイン、人差し指はサブ)
(引用元:正しい鉛筆の持ち方と矯正の方法|子育ての達人)
提案しているうちのどれが正しい、間違っているということはありません。子供たちの手が疲れないように、かつきれいな字を書くことができるように正しく持つことができる方法を探せばいいのです。
鉛筆を握る力加減
基本的には親指と中指でペンを持ち、人差し指で支えるスタイルになります。このとき、親指と中指はつまむ程度の力、人差し指は第2、第3関節の間に添え、ペンがずり落ちないように支えるのがベスト。力を入れすぎてしまうと指が痛くなったり、筆圧が異常に強くなってしまったりします。
正しい持ち方が分かる動画
百聞は一見にしかず。ここでは正しい持ち方が分かる動画をご紹介します。
よい文字を書く鉛筆の持ち方
書道家の青山浩之先生がポイントを絞って解説してくれています。
動画はコチラ
(引用元:「鉛筆の持ち方」よい文字を書くために(学研の幼児ワーク)|YouTube)
えんぴつの持ち方
鉛筆のメーカーでもあるトンボ鉛筆が、正しい持ち方や字を書くときの姿勢などを動画で解説しています。
動画はコチラ
(引用元:「えんぴつのもちかた」 トンボ鉛筆|YouTube)