社会科は得意不得意がハッキリと分かれる教科の1つです。小学校の社会では地理や歴史などを学ぶことになりますが、範囲が広い上に中学や高校の基礎となる部分であるため、小学校で苦手意識を持ってしまうと、そのまま進級すると苦手なままになってしまう可能性があります。今回は小学校6年生の社会の勉強に関する情報をまとめました。ぜひ自宅学習の際の参考にしてください。
もくじ
小6の社会で出題される問題
小学校6年生の社会で出題される問題の傾向をまとめました。
大昔の生活
教科書にある『狩りや漁をしていたころの様子』・『米作りが広がったころの様子』から
建物
道具
時代
などを学びます。縄文時代・弥生時代のころの人々の暮らしがどのようなものだったのかを知り、記述式でまとめることが求められます。
武士がいる社会
織田信長・豊臣秀吉・徳川家康という3人の武将を通して、武士がいた社会を学びます。
人物年表の作成(生い立ち・戦など)
3人に共通する出来事
3人が行ったそれぞれの政策
外国との関係
以上のことを理解し、整理できる力が求められます。
暮らしと憲法
日本国憲法とはどのようなものなのかを学ぶ単元です。
日本国憲法の3つの柱(国民主権・平和主義・基本的人権の尊重)
国会・憲法改正・地方自治・裁判所と国民の関係
三権分立
これらの制度がどのような背景で作られたのか、どんな意味があるのかなどを体系的に理解し、実際に設問に対する答えを記述する力が求められます。
暮らしと戦争
1931年の満州事変から1945年の終戦までのことについて学びます。
戦争の名称
戦歴
降伏までの道のり
これらを学びつつ、日本が戦争でどんな影響を受けたのかを知ることが大切です。年表を多く使用するため、日付などをきちんと覚える必要があります。
近代国家
江戸時代、倒幕される前後の世の中の流れについて学びます。
日米和親条約(開国した意味)
倒幕から大政奉還までの流れ
明治維新(四民平等・殖産興業・富国強兵・地租改正)
この単元は、近代国家に生まれ変わる日本の変貌をしっかりと時代背景とともに把握することがポイントです。『なぜ○○になったのか』『なぜ○○をしたのか』と理由づけをすることが肝心で、問題も選択式ではなく記述式となっています。
世界と日本との関係
この単元では国際交流と国際協力について学びます。
国連の目的
ユニセフについて
どの機関がどんな目的でどのような活動をしているのかを学ぶことが重要です。
世界の人々は、どのような交流を通して、おたがいの理解を深めているでしょう。学習した
ことをふり返り、「スポーツ」「文化」「ちがい」という言葉をつかって、書きましょう。
チャレンジシート①の資料や先生の話を聞いてこれから世界の人々とともに生きるために実行していきたいことを書きましょう。
(引用元:小学校6年生社会科|WEB問題(チャレンジシート))
など、記述式の問題がほとんどになります。