打たれ強い男の子の育て方は?才能を伸ばす5つのヒント ( 3 )

男の子の才能を伸ばすための5つのヒント

「自信」を育てる

男の子は幼少期に親からたっぷりの愛情を受けて育つことで、自信のもととなる自己肯定感を高めることができます。特に親からの惜しみない愛情から安心感が生まれ、それが土台となっていろいろなことにチャレンジできるようになります。自己肯定感は、自分は頑張れる人間だという自信であり、いざという時にも困難に立ち向かう力になります。

お手伝いでフットワーク力を磨く

明治大学文学部教授である諸富祥彦氏によれば、働く意欲や恋愛・結婚意欲がある一人前の男性に育てるために、親がするべきことは家事のお手伝いをさせることだそうです。
お手伝いをさせることでフットワーク力を身につけられ、働くということを習慣化させることができます。
男の子は、与えられた家事を役割としてしっかりこなすことで、みんなの役に立つ喜びを実感できるでしょう。自分がみんなの役に立っていると感じることは自信につながります。
お手伝いでは、勝ち負けなどの問題を気にせずとも自信を育むことができます。

リビングで親も一緒に勉強する

勉強は、子供部屋でするよりもリビングでした方が、集中力が高まり成績が上がりやすいと言われています。
その習慣をつけるためには、親も一緒に勉強することが大切です。宿題しなさいと繰り返し言うよりも、親が勉強する姿を見せることが、子供の勉強を習慣づけることにつながります。
男の子は落ち着きがなく、寂しがり屋の子も少なくありません。親が別の場所で何かをしていると集中力が切れやすくなります。子供の勉強中、できるだけ親も隣で一緒に本を読んだり、仕事をしたりするようにしましょう。

聞く力・話す力を育てる

話をしっかり聞いてくれる親が、男の子のコミュニケーション力を伸ばします。
男の子の話は分かりづらいことが多いですが、質問攻めにしたり、先に親が結論を言ってしまったりすると会話することに恐怖感を持つ子になってしまいます。
子供が話かけてきたら、その場ですぐ聞くようにし、子供もより多く話さないことが大切です。
さらに男の子の言葉を、心を込めて伝え返すことで「今の話をしっかり受け止めましたよ」という合図を送ることができ、安心感を与えることができます。
また、話を聞くときは、興味深そうな表情をしたり、「そうなんだね」「へぇー!」「面白いね」「うんうん」と多様な相槌を打ったりすることが効果的です。人の話は丁寧に聞くものだと学ぶでしょう。

叱り方に気をつけよう

男の子は「走ってはダメ」と注意してもまた走ったり、部屋の片づけや宿題をやるように何度叱ったりしても改善されないということがあります。たしかに、ケガの心配や命の危険がある時は、「絶対にやってはいけない」と強く伝える必要があります。しかし、そうでなければ厳しく叱ることは逆効果で、「叱られるからやる」という行動パターンが身についてしまいます。叱るよりも、忍耐力を持って根気強く言い続けていくことが必要なのです。

どうしても叱らなければならないときは、人格や存在を否定するようなことは言わず、行動を注意するようにしましょう。同じ失敗を繰り返す場合は、今度叱られないために、どうすればいいのか具体的な方法を教えることも大切です。
また、体罰を繰り返すことだけは絶対やめましょう。子供に手をあげるときは、本当に危険なことをした時のみです。説明なくぶたれたり、ささいなことで殴られたりするようなことがあれば、男の子は親に不信感を抱きます。子供自身が「たたかれても仕方ないことをした」と納得し、子供にきちんと説明したうえで、愛情を持って軽く行う程度にしてください。

親は忍耐力を持って根気強く

子育ては「自分育て」と言われますが、男の子を育てるためには、特に親の根気と忍耐力が求められます。
男の子が言うことを聞かないときは、親自身も試練と捉えて、どうすれば伝わるか考え、落ち着いて繰り返し言い聞かせるようにしましょう。

参考
『男の子の育て方~「結婚力」「学力」「仕事力」。0~12歳児の親が最低限しておくべきこと。~』(WAVE出版)|諸富 祥彦
『お母さんのための「男の子」の育て方』(実務教育出版)|高濱 正伸
『男の子の育て方 子どもの潜在意識にこっそり“成功の種”をまく方法』(大和出版)|中野 日出美
男の子は10歳までが重要! 「心の強い男の子」の育て方と親の心構えとは|ハピママ*
男の子の育て方!17年の子育てを振り返ってわかった10のこと|チャイビ
やんちゃに甘えん坊 タイプ別・男の子の育て方|日経DUAL

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