書きやすい鉛筆の硬さは?幼稚園・小学生・中学生の学年別にご紹介 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

学年別!おすすめ鉛筆

鉛筆 硬さ
鉛筆には濃さ、硬さ、形状など、さまざまな種類があります。初めて鉛筆を持つ幼少期から、一番鉛筆の使用頻度が高いであろう小・中学生には、どのような鉛筆が適しているのでしょうか。年代別にご紹介します。

幼稚園・保育園

初めて鉛筆を持つ幼少期は、三角形の短い鉛筆がおすすめです。鉛筆は親指、人差し指、中指の3本指で持つので、3の倍数の形状の鉛筆だと、正しい鉛筆の持ち方がしやすいです。なかでも三角形の鉛筆は、最も簡単に鉛筆を持つことができます。さらに、正しい鉛筆の持ち方を練習するために、鉛筆の持ち手に装着する矯正グッズを使って練習するのも良いでしょう。

鉛筆の硬さは、4B~6Bがおすすめです。太い字が濃く書けるので、自分の書いた字が見やすく、芯が柔らかいので筆圧が弱くてもスラスラと書くことができます。しかし、芯が柔らかいため折れやすく、紙が汚れてしまうことも多いので注意が必要です。また、小学校入学時には2B~Bに変更する場合があるので、小学校入学前には2B~Bに慣れておくと良いでしょう。

また、鉛筆を購入する際は店頭で実物に触れて試し書きをして、納得感の得られるものを選ぶようにしましょう。手に合わない物を使っているうちに正しい持ち方ができなくなり、字を書くことだけではなく、学習時の姿勢や集中力にも影響が出ることがあります。正しい持ち方で書くことを覚えられるように、手に合った長さ、太さの鉛筆を使うことが大切です。

小学校低学年

小学校低学年の子供には、2BからBがおすすめです。低学年の子供は、筆圧をうまく調整できないので柔らかい鉛筆の方が書きやすいです。また、2BからBの鉛筆は平仮名や漢字を書くときに日本語の特徴である「とめ」「はね」「はらい」など、文字の特徴を学ぶのに適しています。また、学校生活で使う鉛筆は転がって机から落ちることを防ぐため、丸形以外の形状の鉛筆がおすすめです。学校によって指定がある場合があるので、説明会などで指定があった場合はそれに従ってください。