共働きでも幼稚園に通える？幼稚園と保育園の違いを徹底比較！ - cocoiro（ココイロ）

共働き家庭が感じる幼稚園のデメリット

逆に、幼稚園に通うデメリットも確認しておきましょう。共働きの家庭にとって最大のデメリットは保育時間の短さにありそうです。

幼稚園では、運動会や保護者会、生活発表会などの行事を平日に行うことが多くあります。また、その際のお手伝いを保護者がすることも多く、平日にどうしても休むことができない場合は、いつも参加できないということもあるでしょう。

子供の頑張っている姿を見るためにも、保護者同士の関係を良好に保つためにも、夫婦で協力してどうにか乗り切りたいところです。

保育園と異なり、幼稚園には夏休み、冬休みなどの長期休暇がしっかりとあります。職場に連れて行くことができれば一番ですが、それが実現する職場はなかなかありません。

両親が近くに住んでいて、子供の面倒を見てくれるならいいですが、そうでない場合は、夏休みをどうするか考えておかないと幼稚園に通うのは難しいかもしれません。

ただ、幼稚園によっては夏休み期間中に預かり保育をしていることもあるので、近隣の幼稚園に問い合わせてみることをおすすめします。

保育園は、どの子供も18時や、それよりも遅い時間までいるのが一般的です。一方、幼稚園は延長保育の子供以外は14時ごろに帰ってしまいます。

自分の仲良しの友達が帰ってしまったり、保護者に迎えられる光景を見るのは寂しいはずです。「どうして自分のお父さんやお母さんは早く迎えに来てくれないんだろう？　」と思うこともあるでしょう。

年中や年長になれば慣れてくるはずですが、通い始めたばかりの時は寂しさを感じていると思ったら、なるべく関わる時間を取ってあげてください。

共働きだと幼稚園に通うのは難しいと考える方も多いですが、延長保育や預かり保育、家族のネットワークを利用することができれば幼稚園を選択肢に考えることもできます。

仕事と子供との関わり方を総合的に考えつつ、近隣の保育園と幼稚園を比べてみてはいかがでしょうか。