幼稚園のメリット
幼稚園と保育園の基本的な違いを確認したところで、幼稚園に通うメリットを3つ確認していきましょう。
教育方針がしっかりある
幼稚園と保育園の違いで簡単に言及しましたが、幼稚園は教育施設です。そのため、教育方針を掲げている幼稚園が多くあります。
最近では、英語教育を取り入れたり、芸術に力を入れたりしていることを強調している幼稚園もあります。
ただ、2018年に制定された保育所保育指針解説では、「保育所保育における幼児教育の積極的な位置づけ」で、教育にも積極的に関わるよう促しています。そのこともあり、保育園でも教育的な関わりをする園が増える傾向になりそうです。
（参照元：保育所保育指針解説｜厚生労働省）
保育料が安い
幼稚園は、共働き世帯にとって保育料が安くなる可能性が高いです。共働きだと世帯所得は高くなります。そうなると、保育園では保育料も高くなります。
その点、幼稚園は所得に関係なく一定の保育料ですから、所得によっては保育料が安くなります。また、公立幼稚園であれば、どの幼稚園でも保育園や私立幼稚園より安くなる傾向が強いでしょう。
小学校への接続がスムーズ
幼稚園は、教育的な活動を行うことが多いため、小学校への「接続」もスムーズになりやすいものです。
また、地域にある幼稚園に通っていれば、そのまま幼稚園の友達が小学校でもクラスメイトになるため、いわゆる「小1ギャップ」を軽減することもできます。
