PTAを退会したい!退会することで起こり得るメリット・デメリット - cocoiro(ココイロ) - Page 2

PTAを退会するメリット

pta 退会

PTAを退会すると、どのようなメリットが出てくるのでしょうか。

役員をやらなくていい

PTAに参加する中で「これが嫌」と挙げる人が多いのが、役員の仕事です。PTAはボランティア活動ですが、役員をやると当然、一般の会員と比較しても仕事量が多くなるものです。朝日新聞の「どうする?PTA」でも下記のような意見が出ています。

役員は立候補がいないとくじ引きで決まるので、4月になるとイヤでたまらないです。単学級の時には6年間で3年役員をしなくてはならなくて、子供が多い程大変です。PTAも少子化の原因だと思います。

 

専業主婦は所得税や年金などをはらってないから役員は主婦がやるべきと書いている方がいらっしゃいますが、ほとんど働いている母親しかいない学校はどうするのでしょうか?それこそ病気持ちの人はどうするのですか?疑問を感じずにはいられません。

(引用元:どうする?PTA|朝日新聞

PTAを退会すれば、当然これらの役員決めや、それに伴う業務をこなすプレッシャーからも解放されます。

PTA活動に参加しなくていい

そもそもPTAで行われるさまざまな活動に参加する義務はなくなります。また、任意参加のイベントであっても「毎年みんな出ているから」と言ってかり出されるようなこともなくなるでしょう。

「子どものため」と、いいますが「どこが?」と、言いたくなるような活動の方が多いので誰もやりたくないのだと思う。夜に子どもだけで留守番せざるをえないなど家族を犠牲にしないとできない活動を無償でやるのは誰でも嫌でしょう。恒例だからと当たり前のように異動の際のお別れ会、定年退職のお祝いの会や、行事の後の飲み会も苦痛。タダ働きの上に経済的な負担などおかしいと思う。学校側は辞退してほしい。純粋に学校内の行事の手伝いなどに限定して、対外的な仕事が増える元凶の市区PTAはいらない。

(引用元:どうする?PTA|朝日新聞

PTAに参加しない分、保護者なりに考える「子供のためにいいこと」を実践できる時間が増えるかもしれません。

会費を支払わなくていい

一般社団法人東京都小学校PTA協議会が2016年に発行した「PTA東京」によると、都内の学校のPTA会費は安いところで年間310円、高いところで14,440円、平均で3,277円となっているようです。学校ごとに違いはあるものの、PTAを運営していく経費はこの会費からまかなっています。

PTAを退会すれば当然、この会費も支払わなくても済みます。