何かと時間や労力を割かれることの多いPTAですが、「できればやめたい……」と考えている親も多いことでしょう。PTAを退会すると、どのような影響が出るのでしょうか。
この記事では、PTAは退会できるのかを解説し、PTAを退会することで発生するメリットとデメリットについて解説していきます。
もくじ
PTAは退会できるのか?
子供が学校に進学するタイミングで自然と入会することも多いPTAですが、「退会する」ことは可能なのでしょうか。
あくまで任意加入の団体
PTAは「どのような活動をする団体で、どの程度の忙しさになるか分からないけど、知らないうちに自動的に入っていた」という保護者も多いのが現状です。2015年に朝日新聞が調査し、まとめた記事「どうする?PTA」の中でも以下のような意見が寄せられています。
(引用元:どうする?PTA|朝日新聞)
任意加入の団体であることが周知されずに入っていることが多いようですが、一方で任意加入のため、「参加していたけれど退会したい」と思えば退会することは可能なのです。
退会する方法
PTAを退会する際には、所定の手続きを取る必要があります。また、そのPTAの雰囲気によっては「誰に・いつ・どのタイミングで」手続きをしたらスムーズにやめることができるかは場合にもよります。もし先に退会をしている人がいたら、その人がどのようにやめたか確認できればベストでしょう。
一般的には、退会したい旨を記載した書面をPTA会長やPTA担当の教員に渡す、もしくは内容証明で郵送すれば手続きとしては完了するようです。退会に関する書類の雛形がないところもあるため、提出する書面には以下のことを記載しておくといいでしょう。
・タイトル(PTA退会届)
・提出日
・宛名(PTA会長やPTA担当の教員名)
・退会を希望する理由
・子供の氏名とクラス
・自分の氏名