都立高校の内申点の計算方法と知っておきたいポイントについて - cocoiro(ココイロ) - Page 2

都立高校の内申点アップで知っておきたいポイント3つ

内申点 計算

希望の都立高校へ行きたいなら、学力向上だけでなく、内申点をいかにして稼ぐかが大きなポイントです。

この項では、内申点をアップさせるためのポイントをピックアップします。

普段の生活態度が大きく影響

テストの点数がクラスで一番良くても、授業中に寝ていた、別のことをしていた、など授業参加していない生徒は、態度の面で良くない評価をされてしまいます。当然のことながら、内申点は低く評価されます。

また、ノートやレポートの提出に関しても、内容が薄っぺらい、締め切りを守らないという生徒も内申点の評価が下がります。

やはり内申点を稼ぎたいなら、授業や生活面での態度を普段から正し、人間性を磨くことを心がけておきましょう。

実技教科に力を入れる

都立高校の一般試験では、入試対象でない体育・音楽・技術家庭・美術の4つの実技教科の内申点は、「4教科の合算した点数×2倍」で算出されます。特に実技4教科の中で、専門教科のうち、1つか2つの科目で得意分野があると内申点アップにつながります。

例えば、体育または美術が得意という中学生なら、技術面で点数を稼ぐことも視野に入れておくといいでしょう。やはり実技の内申点が高く、かつ2倍になるのは、内申点を逆転できる大きなチャンスです。実技の授業を軽く見るのは非常にもったいないのです。

課外活動の活動実績を増やす

最近の入試では、勉強以外の場で受験生本人が、どのような活動して、活躍をしているかという点も合否の判定で使われています。

例えば、絵画のコンテストで金賞をもらった、生徒会長やバレーボール部の部長をした、地域のゴミ拾いに毎月参加した、などの活動は実績としてカウントされます。同じ内申点や点数でも、課外活動をしていたか、していなかったで、受験する都立高校側からの評価が変わるのは言うまでもありません。

中学時代の課外活動の参加は、内申点をただ上げるテクニックの一つではありません。さまざまな活動を通して、子供の豊かな心をはぐくみ、将来のことを考えるきっかけにもつながります。

中学生は勉強や部活に忙しい毎日を送っていますが、保護者は子どもたちの「活躍」の場を与えてみるべきです。