鳥の巣箱
【用意するもの】
15cm x 15cmの板 1枚（底板）
20cm x 15cmの板 2枚 （正面と屋根板）
20cm x 15cm x 25cmの板 2枚（側面の板）
30cm x 15cmの板 1枚（裏面の板）
釘（板の厚さの2倍程度の長さ） 18本
金槌
木工用ボンドや接着剤
蝶番 1つ
（引用元：移動木工教室 木工工作図面集｜徳島県林業戦略課 徳島県木材買方協同組合）
【作り方】
（引用元：移動木工教室 木工工作図面集｜徳島県林業戦略課 徳島県木材買方協同組合）
1．正面用の板に直径3cmの穴を開けます。これより大きい穴だと、小鳥が警戒して入らなくなってしまいます。
2．裏面の板に木に巣箱を固定するためのひも穴を開けます。
3．側面の各板を裏面の板に取りつける位置を決め、釘を打ってつけていきます。釘を打つ箇所は図で確認しましょう。けがをしないよう十分注意しながら作業してください。
4．次に底面の板を裏面の板と側面の各板に釘を打って取りつけます。
5．正面の板に板の厚さ2枚分の幅の板を止まり木として木工用ボンドや接着剤で固定します。
6．正面の板を側面の板と底面の板に釘を打って取りつけます。
7．屋根板を裏面の板に取りつけます。屋根板を開閉して掃除ができるようにするため、真ん中に蝶番をつけましょう。
板のカットや正面板の穴とひも通しの穴開けは、あらかじめホームセンターなどに頼むといいでしょう。
椅子（踏み台）
【用意するもの】
28cm x 20cm x 1cmの板 1枚（座板）
18cm x 13cm x 1cmの板 2枚（脚板）
のこぎり
釘 8本
紙やすり
【作り方】
（引用元：移動木工教室 木工工作図面集｜徳島県林業戦略課 徳島県木材買方協同組合）
1．座板の4つの角をのこぎりを使って、2cm x 2cmほど切り落とし、紙やすりをかけます。
（引用元：移動木工教室 木工工作図面集｜徳島県林業戦略課 徳島県木材買方協同組合）
2．各足板を13cm x 12cm x 6cmの大きさになるようにのこぎりで切り、切り口に紙やすりをかけます。
（引用元：移動木工教室 木工工作図面集｜徳島県林業戦略課 徳島県木材買方協同組合）
3．カットして4枚になった足板を座板の裏に対角線上に各2本の釘を打って取りつけます。
（引用元：移動木工教室 木工工作図面集｜徳島県林業戦略課 徳島県木材買方協同組合）
横側面から見て、足板が図のように座板に正しく取りつけられるかどうかを確認してから、実際に釘を打っていきましょう。
4．色を塗ったり絵を描いたりし、お好みでニスを塗って仕上げれば完成です。
のこぎりを使用する際は必ず大人の方が付き添い、けがのないよう十分注意しながら作業しましょう。
コースター
【用意するもの】
直径9cmほどの丸太材
厚さ0.5mm〜2mmほどの手のひらサイズの板
鉛筆
のこぎり
紙やすり
両面テープ
【作り方】
1．板に鉛筆を置き、丸太材を回してぐるっと一周線を引き、印をつけます。
2．印をつけた丸太材を線に沿ってカットします。丸太材の脇に木を添えると回転せず、切りやすいでしょう。
3．板に紙やすりを両面テープで貼りつけ、切り口にやすりをかけてなめらかにします。コースターを使用中に手を傷めたりしないよう、ていねいにやすりがけをしましょう。やすりがけが終わったら完成です。
終わりに
小学生向けの木工工作のアイデアと作り方を5つご紹介しました。子供たちは木工工作を通して自然とのふれあいを持つことができ、その経験から自分を大切にし、人や自然に対する思いやりや優しさを学ぶことができます。
また、木でものを作ったり、遊んだりする楽しさや喜びも実感でき、子供の心をより豊かにできるでしょう。こちらの記事を参考に、夏休みや冬休みは親子で木工工作に取り組んでみてはいかがでしょうか。
参考
【自由研究】夏休みの工作に！不思議な箱「とれないビー玉」｜Beable
移動木工教室 木工工作図面集｜徳島県林業戦略課 徳島県木材買方協同組合
北海道の『木育（もくいく）』～『木育』とは｜水産林務部森林環境局森林活用課 北海道庁
木育って何？木育「かきくけこ」｜木育ラボ
