PTA活動により参加しやすくする方法
最後は、PTA活動により参加しやすくする方法をご紹介します。PTAの組織そのものを一気に変えるのは大変ですが、役員になったときに考え方を少し変えるだけでも参加するハードルが下がっていきます。
自分のできる範囲で参加をする
PTA活動は、参加自由の任意団体です。もちろん、役員になったからにはするべき仕事はいくつかありますが、無理して活動する必要はありません。自分のできる範囲で参加することを心がけましょう。
今の時代は、インターネットも発達しているのでSNSで簡単に連絡を取り合うことができます。参加できなかったときは、情報を共有できるSNSのグループを作っておき、後でフォローしておけば問題ありません。
具体的に言うと、会社を無理やり休んで日中の集まりに参加する必要はないということです。集まりに参加できないのであれば、その代わりのところで貢献すれば大丈夫です。そして、できる範囲で関わることが当たり前になれば、PTA役員でない保護者もできる範囲で関わってくれるはずです。
他人は他人と割り切る
PTAの役員全員が同じように仕事をする必要はありません。基本的にはできる範囲で関わればいいのです。裏を返せば、他の人が自分よりも積極的に活動していなくても、他の人には他の人の考えや立場があると考えるべきです。
「自分ばかりどうして働いているんだろう」と思うことがあれば、他人は他人と思って割り切るのも大切です。自分と同じだけ働くことを強要すれば、仲間が増えるどころか減ってしまいます。PTA役員全体で子供のためにできることをすればいいのです。
まとめ
PTA役員になった経験がない方は、PTAがどのような活動をしているのかが分かりにくいものです。また、地域や学校によって活動内容も異なります。大切なのは、学校のPTAを経験している方や先生に具体的な活動内容を聞いてみることです。あとは、どれだけ関われるかを明確にしておくことをおすすめします。
参考
子育て・教育 PTA活動や地域行事は面倒? 実はメリットがいっぱい|日経デュアル
第3章 社会教育団体としてのPTA|公益社団法人日本PTA全国協議会