幼稚園の発表会に向けた子供へのアドバイスとおすすめカメラ3選 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

幼稚園の発表会に出たくないと言ったら


多くの子供が楽しみにする発表会ですが、開催時期が近づくにつれて、もしも子供が出たくないといったらどうしたらいいでしょうか。
5歳児とはいえ子供ながらに緊張もしますから、土壇場で出たくないとと言い始めることもあるでしょう。しかし、ここで感情的に意見を口にしても子供にも伝わりません。子供の気持ちを受け止め、子供が前向きに発表会に迎えられるようにアドバイスしていきましょう。子供を説得する際のポイントをご紹介します。

なぜ出たくないのか聞いてみる

子供が出たくないと泣いたり渋ったりするなら、まずどうして出たくないのか聞いてみましょう。5歳にもなれば、自分の気持ちを言葉で伝えられるようにもなります。泣いたり怒ったりしているのをなだめて落ち着いてから、出たくない理由を聞いてみましょう。どんな理由であれ、子供にとっては大事な理由です。「そんなことで」と呆れるのではなく、受け止めてあげてください。

子供の気持ちを受け止め共感する

先ほど「子供に理由を聞いて気持ちを受け止める」と言いましたが、なぜ受け止めるのかといいうと、子供は大人に気持ちを受け止めてもらえると安心して気持ちを切り替えることができるからです。5歳児なりに悩んだり迷ったりしていますし、ほかの子と比べて自分が出来ていないと悔しさや焦りも感じたりします。言葉の裏にある感情を受け止めてあげることで子供も前を向いてまた頑張ることが出来るかもしれません。
親が自分の気持ちを分かってくれていると安心できていれば、子供は気持ちを切り替えることができ、また練習に向かって楽しむことができるようになることでしょう。

大人の気持ちも伝えてみる

子供の理由を聞いて受け止めた後に、じっくり話を聞いてみましょう。これは、必ずしも「出ない」と決めた子供の決定を受け入れるのではありません。じっくりと子供の気持ちを受け止めつつ、落ち着いたら大人の気持ちも伝えてみましょう。「○○くんが練習してたことお母さんも見たいな」「頑張っているの応援してるよ」「○○ちゃんの劇を楽しみにしてるからね」と言って励ますのもいいでしょう。この時留意したいのは「出ないなんて恥ずかしいからやめなさい」など親の都合を押し付けるような言い方をしないことが大切です。実際に劇やダンスをするのは子供なので、子供自身が前向きに取り組めるような言葉がけを意識してみてください。

一緒に頑張ろうと前向きな声掛けを意識する

親御さんもきっと発表会に向けて不安な気持ちになり、うまくできるか心配な気持ちになることでしょう。「お母さんも一緒に頑張るから一緒にやってみよう」と一緒に頑張れるような前向きな声掛けを意識してみるといいでしょう。家の中で子供にどんな役をしているのか再現してみてもらったり、知っている歌やダンスなら一緒にやってみるのもいいと思います。
いつもは子供が先生から教わっていることを自分の親に教えることでやる気にもつながりますし、声掛けだけよりももっと頑張ろうという気持ちになりやすいです。子供にも楽しんでもらいながら発表会へ向かってもらいたいですよね。

達成感を感じられるように振り返る

幼稚園の先生から子供の様子を聞き、発表会に向けた子供の姿勢をほめたり、今どんな練習をしているのか子供にも聞いてみてはいかがでしょうか?「前より振付を覚えられるようになったね」「歌も覚えられるようになったんだね」など具体的に子供の頑張った姿を褒めていきましょう。
子供は大人に「認めてもらえるとさらに頑張ろう」という気持ちになります。また、一緒に家で練習すると子供も張り切るかもしれません。楽しく当日を迎えられるように関わり、を通して子供が達成感を感じられるよう努めてみましょう。