年齢別で変わる発表内容
保育園の発表会は年齢別で発表内容が変わります。乳児はできることも限られますが、保育園卒業の頃にはいろいろなことができるようになっています。毎年開催される発表会を通じて子供の成長を感じられるでしょう。発表会の内容を年齢別にご紹介します。
0歳児
0歳児は、生まれた月齢によってできることが違います。立って歩ける子供もいれば、ハイハイや座りまでしかできない子供もいます。子供が座った状態で行われたり、普段の遊びの様子を見せることが多いようです。
表現遊びや、絵本の読み聞かせ、名前を呼んで返事をするなどの発表が行われます。
1歳児
1歳になると歩いて、踊って、人のまねの動作ができるようになります。舞台上での先生の補助は必要ですが、発表会ではダンスや、表現遊び、手遊び、簡単な楽器を使ってのリズム演奏ができます。1歳児では、まだ話せない子もいるので先生が歌う歌や、CDに合わせて踊ったり体を動かしたりすることがメインになります。
2歳児、3歳児
2歳児、3歳児は、言葉も分かるようになり、歌も歌えるようになります。2歳くらいから先生の指示を理解して動くことができるようになります。そのため、簡単な劇遊びにチャレンジする保育園もあります。
ダンスや体操、劇遊び、歌の発表、楽器演奏などが発表会で行われます。
4歳児、5歳児
2、3歳児よりも高度な内容で劇遊びやダンス、体操、歌、楽器演奏に取り組むことができるように、発表会に向けて1年を通じて少しずつ練習していき、習得したことを発表します。テンポの速い歌や、セリフの多い本格的な劇遊び、機敏な動きが入ったダンス、楽器をパートごとに分けた合奏など、より質の高い発表になるでしょう。