PTAに入らないことによる影響は?
周りにはPTAに入っている人の方が多く、入らないとどんな影響が出るのか分からないという人もいると思います。PTAに入らないことで子供や親に起こり得る影響には、どのようなものがあるのでしょうか。
会費を払わなくていい
PTA活動は通常、PTAの会員から集めた会費によって行われています。PTAに入らないということは、単純に会費を払う必要もありません。2016年に一般社団法人東京都小学校PTA協議会が実施したPTA会費についての調査によると、都内の全小学校のPTA会費平均額は年間3,277円でしたが、中には10,000円を超えている学校もありました。
(参照元:PTA東京|一般社団法人東京都小学校PTA協議会)
これら会費の使い道は学校ごとによって異なりますが、卒業生の記念品や卒業証書の筒の購入、PTA主催のイベントなどに利用されることが多いようです。
役員をしたりイベントの手伝いをしなくていい
PTA会員ではないため、不本意ながら役員をしたり、貴重な休日をPTA活動に費やす必要もありません。共働き世帯や片親世帯にとって、PTAは仕事を休んだり、あるいは子供とゆっくり過ごせるはずの貴重な休日をつぶす原因となってしまう可能性もあります。
会議や関連行事出席のために、家族や自分自身の生活、健康などが犠牲になっている現実がある以上、必要性を感じないし廃止が希望。
ただし、都合のつく・家族の生活に影響のない範囲で何かしらの手伝いをするのは全く構わないので、そういった形での協力なら喜んで参加したいですが。
(引用元:PTAは必要?不要?|朝日新聞デジタル)
子供への影響はない!
PTAに入らない親が最も気になることが、PTAへ入らないことによる子供への影響でしょう。特に会費を支払っていないのに、自分の子供が卒業を迎えたときに卒業記念品や筒を1人だけもらうことができないのではないか、と不安になる人もいるでしょう。
結論としては、親がPTAに入会していないからといって、その子供には特に影響はありません。そもそもPTAはその学校にいるすべての子供が対象となる活動をしている組織です。なので、先ほどの卒業記念品や筒を受け取ることができるのも、PTA主催イベントへ参加できるのもすべての子供が対象です。親がPTAに入っていないから記念品や筒がもらえなかったり、イベントに参加できないことがあってはならないのです。