消しゴムカバーは自分で作れる?
消しゴムカバーには役割があることが分かりました。ただ、子どもはその役割を知らずに邪魔だから取ってしまったり、消しゴムに直接絵を書いたりすることもあります。でも、この消しゴムカバーの色や文字を好きにデザインして、自分で作ることができるとしたらどうでしょうか?
実はこの消しゴムカバーは、身近にあるものを用意すれば誰でも作ることができます。まずは、用意するものを確認していきましょう。
用意するもの
用意するものは、自宅にあるものか百円ショップで購入できるものばかりです。
- Monoの消しゴム
- 両面テープ
- カッター
- 定規
- ハサミ
- カッティングシート(代用としていらなくなった雑誌や新聞でも可能)
- スマートフォン (アプリ:LINE、PicsArt)
スマートフォンを使って、インターネット上からひな形を保存したり、アプリを使って色付けして文字を入れるので、スマートフォンは必須です。
必要経費
- Monoの消しゴム 100円
※サイズは小(商品名:PE-01A) - 両面テープ 100円カッター 100円
- 定規 100円ハサミ 100円
- カッターマット 100円プリント代 30円/1枚
- (参照元:プリント|セブンイレブン)
全て百円ショップで購入可能です。プリント代を合わせて、630円で1つの消しゴムをオリジナルで作ることができます。
また、消しゴムカバーを2つ目以上作る場合は、プリント代の30円のみで作ることができるので、新しい色やデザインにしたければ安価に作ることができます。
消しゴムカバーの作り方
ここからは、6つのステップに分けて消しゴムカバーのつくり方をご紹介します。スマートフォンと必要なものを用意して、さっそく作っていきましょう。
【ステップ1】ひな形を保存する
インターネットで「消しゴムカバー」と検索します。そうすると、消しゴムカバーの画像がいくつも出てきます。その中で消しゴムカバーの一番下に「ECC PE-01A」と記載のあるものを選んで保存します。
自分の好きな色があればそれを保存しましょう。そうすれば、ステップ2で色をアレンジする必要はなくなります。逆に、好みの色がなくても、ステップ2で色を変更することができるので安心してください。
消しゴムカバーのサイズは、以下の通りです。PE-01A→小
PE-03A→中
PE-07A→大
今回は、小のサイズのひな形を選んでいますが、中や大サイズのひな形もあれば、そちらを作ることも可能です。
【ステップ2】PicsArtで色をアレンジする
スマートフォンに「PicsArt」という無料アプリをダウンロードします。その後、アプリを起動して「+」をタップし、先ほど保存したひな形画像を取り込みます。
画像を取り込んだ後、画面下のバーにある「エフェクト」を選択します。そうすると、画面下のバーにある表示が変わります。左から順番に「FLTR、FX、マジック、ぼかし」と続きます。一番右の「カラー」を選択しましょう。
「カラー」を選択すると、「色の置き換え」という選択肢が出てくるので、それを選択します。あとは、好みの色に変更して適用を押すだけで完了です。
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【ステップ3】PicsArtで画像を入れる
画像を入れたい場合は、PicsArtの中から「ステッカー」を選びましょう。無料で使えるものがあります。
あるいは「透過画像(背景のない画像)」を持っているようなら、「写真の追加」を選択することで、それをひな形の好きな場所に入れることもできます。
また、インターネットで無料の透過画像を探して保存すれば、その画像を利用することもできます。
【ステップ4】LINE Cameraで文字を入れる
文字を入れるのは、PicsArtでも可能ですが、LINE Cameraの方がテキストのフォントも多いため、LINE Cameraもおすすめします。PicsArtでも十分という方は、「文字」を選んで入力することも可能です。
LINE Cameraを起動させたら、「アルバム」を選択して、ひな形を取り込みます。次に「編集」を選択し、「T(テキスト)」を選択し、テキストを入力してフォントを決めれば、ひな形に文字を入力することができます。
LINE CameraもPicsArt同様で無料アプリなので、費用は発生しません。
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【ステップ5】コンビニでプリントアウトする
ステップ4まで終われば、あとはプリントアウトして組み立てるだけです。印刷するときの注意点は、プリントする用紙を「写真」にすることです。通常の紙にしてしまうと、弱すぎて消しゴムカバーの役割を果たすことができません。
また、プリント用紙を写真にして、1つだけしか印刷できないと余白ができてしまいます。「2分割」にすると2つ分印刷することができます。
コンビニのプリンターを利用する場合は、ネットを経由してプリントするか、それぞれのコンビニ専用のアプリをダウンロードする必要があります。
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コンビニで印刷をする機会がある方は、アプリをダウンロードしておくことをおすすめします。写真だけでなく、PDFやドキュメントなども印刷できるので、外出先で急に印刷する必要があるときには便利なアプリです。
もし、自宅にカラープリンターがあれば、自宅でプリントアウトすることも可能です。ただし、写真用紙やインク代が意外と高くつくので、1枚だけ印刷するならコンビニのプリンターを利用した方がお得かもしれません。
【ステップ6】組み立てて完成!
プリントアウトができたら、定規に沿わせてカッターで切り取りましょう。ハサミでも切り取れますが、カッターに比べて曲がってしまうのが難点です。
注意点としては、四つ角にある「Uカット」を入れ忘れないようにすることです。消しゴムを長く快適に使うためには必要なことです。
切り取ることができたら、折り目をつけて両面テープで貼り付ける前に消しゴムをはめてみましょう。消しゴムを入れる前に組み立ててしまうと、消しゴムが入りにくいことがあります。
最後は、のりしろ部分に両面テープを貼って組み立てます。のりを使って組み立てることもできますが、速乾性の弱いものだとうまくつかないので両面テープをおすすめします。
以上で完成です。