こどもの日を代表する花と意味
こどもの日と言えば、薄紫色の花を思い出す人もいるでしょう。その花が菖蒲の花です。なぜ菖蒲の花が飾られるのかを解説します。
こどもの日と言えば菖蒲の花
こどもの日と言えば菖蒲の花
古くから菖蒲には悪いものを払う効果があると考えられており、こどもの日には外から邪気を寄せつけないために家の軒に挿すなどされていました。
飾るだけじゃない!菖蒲湯で厄払い
菖蒲は邪気を払い、悪鬼を寄せつけないために菖蒲湯や菖蒲酒、菖蒲枕などさまざまな使い方がされています。
もともと季節の変わり目であり、体調を崩す人も多い5月には、悪い気を払うために薬草を使う風習があったそうです。菖蒲も煎じられていた薬草の1つであり、胃腸の調子を整えたり、熱を下げたりする効果があると考えられていました。そのため、こどもの日は菖蒲の節句とも呼ばれています。
菖蒲の湯を用意するのが難しいときは入浴剤がおすすめ
子供の日に菖蒲湯を用意したいと考える人の中には、準備に苦労する人もいるかもしれません。そのようなときには菖蒲湯の入浴剤はいかがでしょうか。インターネットで手軽に注文することができ、こどもの日に簡単に菖蒲湯を楽しむことができます。
まとめ
当記事では、こどもの日の由来についてご紹介しました。こどもの日は子供の健康や将来の成功を祈る親の気持ちが詰まった習わしがたくさんあります。
いつの時代も子供の幸せを願う親心は変わらないもの。こどもの日に特別なことをしないという家庭も多くあるかと思いますが、伝統的なこどもの日の習わしを家庭で実践してみてはいかがでしょうか。
参考
端午の節句と五月人形 | 一般社団法人日本人形協会
5月5日はこどもの日!由来や縁起のいい料理を知ってイベントを楽しもう | トクバイニュース
子どもの日、なぜ菖蒲や柏餅で祝うの? 由来と本来の意味は | マイナビニュース
初節句の食事は何を出す?こどもの日に食べる定番の食べ物はコレ | mapleboard
選ぶ前に知っておきたい五月人形の種類 | 吉徳大光
こんな話しってる?端午の節句 豆知識 | こうげつ人形