エイプリルフールで気をつけたいこと
エイプリルフールだからといって、どんなうそをついても許されるというわけではありません。エイプリルフールを楽しく過ごすためにも、うそをつく内容については、言われた相手の気持ちを考えるなど、配慮した内容にするのが良いでしょう。それでは、どんなうそはNGなのかについてや、ついたうそにまつわるジンクス、子供がうそをついた場合の親の対応などについて紹介します。
人を不幸にする嘘はNG
エイプリルフールでは、つい大げさなうそをついてしまうこともありますが、うそをつく前に考えたいのが、相手を悲しい気持ちにさせたり、不快な気持ちにさせないことです。例えば、生死に関わるうそや、病気や事故などのうそは、大きな誤解を招くことにつながります。「実は、病気が見つかったの」「怪我をしてしまった」など、心配させてしまうようなうそは控えるようにしましょう。
ついた嘘は1年間は実現しないジンクスも?
「エイプリルフールでついたうそは、1年間は叶わない」というジンクスを耳にしたことがあるかもしれません。1年間ではなく、一生、永久的に叶わないといったジンクスもあるようですが、これはエイプリルフールのネタが非現実的なうそであることから、実現する可能性が低いことを示唆し、生まれたジンクスだと言えます。
実際にはついたうそが実現するケースも考えられますが、あくまでエイプリルフールにつくうそは、楽しむことを目的に考えてみるのが良いでしょう。
子供がついた嘘、怒る?怒らない?
子供を持つ親は、もし子供がエイプリルフールにうそをついた場合、どのように対処したら良いのでしょうか。子供にしつけをする親としては、子供がエイプリルフールについたうその内容によっては、しっかりと叱る必要があるかもしれません。しかし一方で、悪気のない子供らしいうそをつかれた場合は、だまされたふりをしたりして一緒に笑ってあげるなど、寛容な態度でいることが好ましいでしょう。
どんなうそは許されるのか、許されないのか、エイプリルフールをきっかけに子供とじっくり話をしてみるのも1つの方法です。もし人を傷つけるようなひどいうそをついてしまった場合などは、なぜそういったうそをつくことがいけないのか、理由をしっかりと説明し、子供に理解してもらうようにしましょう。
エイプリルフールは厳密には午前中だけではない!
毎年4月1日が近くなると、どんなうそをついたら良いのかと悩む人も多いかと思います。エイプリルフールの起源は諸説ありますが、イギリスなど、一部の地域ではうそをついていいのは「午前中だけ」といった、日本とは違うルールが設定されている場合もあります。
エイプリルフールの醍醐味は、うそをつくことで一緒に笑い合い、より信頼関係が深くなることにあります。人を傷つけるようなうそはなるべく避けるようにし、家族や友達にかわいらしいうそをついて、エイプリルフールを楽しんでみてはいかがでしょうか。
参考
その起源も謎だらけ!奇祭エイプリルフールって一体何?|AERA dot. (アエラドット)
エイプリルフールの子どもの嘘、あなたは怒る?怒らない?|ベネッセ教育情報サイト
エイプリルフールとは?意味や由来、諸説ある起源を紹介!|気になる話題・おすすめ情報館
エイプリルフールは午前中だけって本当?理由は?|大人の歩き方