【小学2年生向け】読書感想文の書き方のコツを紹介!保護者の役割は? ( 2 )

例文あり!読書感想文の書き方

書きたいことが決まったら、次は読書感想文を書く作業です。それぞれの3つの構成(はじめ・なか・おわり)に分けて、書き方のポイントと例文を見ていきましょう。

「はじめ」の書き方のポイント

本を選んだきっかけや理由、本のあらすじなどについて簡潔に書きます。登場人物への呼びかけ、心に残っているセリフなどから書き始めるなど、子供の感想に合わせて工夫して書き出しましょう。

【例文】本を選んだ理由

ぼくは、「ペンギンたんけんたい」という本のだい名がおもしろそうだったので、この本をよみました。いったいペンギンが、どんなたんけんをするんだろうと、ふしぎにおもったからです。

(引用元:読書感想文がスラスラ書ける本小学1・2年生|成美堂出版、p41

わたしは、しっぱいするのはだめなことだと思っていました。だから、この本のだい名が「しっぱいにかんぱい!」なのは、どうしてだろうと思って、読みはじめました。

(引用元:読書感想文がスラスラ書ける本小学1・2年生|成美堂出版、p101

ぼくは、「ないた赤おに」というだい名がおもしろそうなので、この本をよんでみました。だって、おにはとってもつよいはずなのに、そのおにがどうしてないたりするんだろうと、ふしぎに思ったからです。

(引用元:読書感想文がスラスラ書ける本小学1・2年生|成美堂出版、p121

【例文】本のあらすじ

あらしの夜、まっくらな小やの中で、ヤギとオオカミは、いっしょに雨やどりをしています。この二ひきは、食べるものと、食べられるものです。おたがいの声が聞こえるだけです。どちらもあい手のことが分からずに、おしゃべりをしています。

(引用元:読書感想文がスラスラ書ける本小学1・2年生|成美堂出版、p55

「なか」の書き方のポイント

3つの中で、「なか」が最もボリュームが多い部分です。心に残ったこと、自分と比べて考えたこと、疑問に感じたことなどを2点くらいに絞って書いてみましょう。

子供がどのように書いたらいいのか分からない場合は、「どうしてそう感じたか?」「自分だったらどう言う?」など、子供の気持ちや感想を引き出すような質問をしてあげると書きやすくなります。

【例文】心に残った場面

ハートのお母さんはやさしいきょうりゅうのマイアサウラですが、ハートは、本当はらんぼうもののティラノサウルスの子どもです。そのことを知ったハートがなきながらお母さんにきくと、お母さんはハートを力いっぱいだいて、「あなたはわたしのたいせつなこ、わたしのたからものハートよ。」と言いました。ぼくは、「ああ、よかった。ハートはずっとお母さんといればいいよ。」と、ハートに話しかけました。

(引用元:スイスイ!ラクラク!!読書感想文小学1・2年生|成美堂出版編集部編p59

アランが「ぼくはどうしたらいいの。ほかになにもできないんだから。」って言った時、ぼくはとてもかなしかったんだ。かわいそうっても思った。アランはあんなにみんなをおどろかせてたのしんでいたのに、本当はじぶんにじしんがないんだって。ぼくも、同じようなことがあったよ。一年生の時のぼくは、ないてばかりで、とくいなことがなかったんだ。

(引用元:第63回小学校低学年の部最優秀作品|第63回青少年読書感想文全国コンクール

【例文】疑問に思ったところ

「ぼくたちのなつ休みのはじまりだ。」ってかいてあって、ちょっと「おかしいな?」っておもったよ。だけど、そのわけはすぐにわかった。いなかのなつ休みって、すごくたのしそうなんだ。だから、本とうのなつ休みが、やっとはじまったんだとおもう。

(引用元:読書感想文がスラスラ書ける本小学1・2年生|成美堂出版, p108

「おわり」の書き方のポイント

本を読み終えて思ったこと、作者が伝えたかったこと、本を読む前と読んだ後の気持ちの変化、これから子供がしたいことなどについて書きます。今まで書いてきたことが、全て「おわり」の内容につながるとベストです。

【例文】自分はどうしていきたいか

わたしも、あきらくんのように、ゆう気を出して男の子に、ごめんなさいを言おうとおもいます。そして、わたしもまほうつかいのなか間に入れるように、やさしい心をもとうと思いました。

(引用元:読書感想文がスラスラ書ける本小学1・2年生|成美堂出版, p99

【例文】本を読む前と後の変化

きっと、みほちゃんにやさしくしたから、みほちゃんは、ますだくんをかいじゅうじゃないかもっておもったんじゃないかな。わたしのとなりの子にも、本とうはやさしいところがあるのかもしれない、っておもった。

(引用元:読書感想文がスラスラ書ける本小学1・2年生|成美堂出版, p53

おわりに

読書感想文は面倒だと感じてしまうこともあるかもしれません。しかし、本についてワクワクしたり深く考えたりすることができる大切な時間です。ぜひ、親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。

参考

応募要項|第64回青少年読書感想文全国コンクール
小学生読書感想文の書き方を入賞作品から徹底分析!|塾トビラ
読書感想文の書き方!低学年の小学生でも簡単にできる書き方例 |ママリ
読書感想文のコツ!読むことや書くことを楽しむ には?【小学校1・2年生向け】|ベネッセ教育情報サイト
読書感想文がスラスラ書ける本・小学1・2年生|成美堂出版

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shokole

ライター・英語講師・翻訳者。英検1級、TOEIC980点。英文科を卒業後、すぐに結婚。移住したアメリカで、日本とアメリカの子育ての違いに興味を持ち、現地の大学で幼児教育を学ぶ。6年のアメリカ生活を経て、帰国後に英会話教室をスタート。現在は英語講師のほか、翻訳や論文の英語チェックなどにも従事。ライターとては、英語学習や教育関連の記事を中心に執筆。キッチンで料理するのが毎日の癒し。6人の子供の母。