【2歳編】子供が誕生日のメニューで喜ぶアイデアレシピを紹介 - cocoiro(ココイロ)

2歳といえば、食事量は大人の約半分であるものの、ご飯や野菜、タンパク質など、大人と同じような食事を摂ることができる年頃です。せっかくの誕生日は子供の喜ぶメニューでもてなしたいという方向けに、今回は、2歳の子供におすすめの誕生日のメニューについて紹介します。

 

2歳の食事メニューで気をつけたいこと

2歳の食事メニューでは、味付けや食材など、気をつけたいポイントがいくつかあります。離乳食も完了し、大人と同じ食事に少しずつ慣れさせていく時期ですが、まずは以下のポイントに注意して献立を考えるようにしましょう。

味覚の発達のために、味付けは薄味を心がける

2歳児の食事で気をつけたいのが「味付け」です。2歳児はまだ完全に消化器官が発達していないため、濃い味付けの食事はお腹を壊したり、下痢などの原因となってしまうこともあるようです。子供の味覚を発達させるためにも、最初は薄味を心がけ、少しづつ調味料を変えていくようにしましょう。

もし大人と同じ味付けに子供が早く慣れてしまうと、塩分や糖分を吸収しやすい体になってしまい、肥満などの生活習慣病へとつながってしまいます。子供が2歳のうちは薄味を心がけ、3歳~4歳ごろを目安に少しづつ味付けを変えていくようにしましょう。

味付けだけでなく「ニオイ」も重要

子供がご飯を食べるのを嫌がってしまったとき、「味付けが気に入らなかった」と考えがちですが、実は子供が食事をおいしいと感じるのは味だけではなく、食材の色や形、ニオイなども関係しているといいます。中でも重要なのが、「ニオイ」です。

なかでもニオイは重要な要素。五感のなかでも最も原始的と言われ、鼻の奥にある細胞にニオイ成分がくっついてダイレクトに大脳に伝わるため、味覚よりも正確と言われています。おいしいうなぎを食べた記憶を思い出してみてください。味自体よりも「香ばしい香り」のほうが記憶に鮮明に残っていませんか。食べ物の記憶の大半は「香り」によるものなのです。

(引用元:3歳までが勝負 子どもの味覚の育て方|WOMAN SMART|NIKKEI STYLE

食材の切り方や大きさを変えることはもちろん、ダシの香りを変えてみることで、子供が積極的に食べてくれることになるかもしれません。献立を考えるときには、ダシの香りなど、ニオイについても意識してみるようにしましょう。