中学生カップル!娘は彼氏とどこまで進む?
恋愛に進展する中学生が増える中で、親として気になるのは「彼氏とどこまで進んでいるのか」ということでしょう。実際に中学生のカップルはどんなことをしているのでしょうか。
(1)デートはしたい!けれど部活で忙しい
友達からカップルへ進展して変わることといえば、「デートをするようになる」ということでしょう。中学生のカップルの中にも、彼氏や彼女とのデートを楽しむカップルは多くいます。
しかし中学生の多くは部活動に所属しています。平日も夜遅くまで練習があったり土日には練習試合があったりと、忙しいのが実際のところです。そのためデートをしたいとは思っていても、なかなか2人きりで出かけるというところまで至らないという中学生カップルも多くいるようです。
その場合は登下校をともにするなど、中学生のカップルはそれぞれの付き合い方を楽しんでいます。デートはできなくても、2人きりになることができる時間を彼らなりに作っているのです。
(2)ハグやキスをするカップルも
中学生の時期は異性や異性の体に興味津々になるもの。2人きりになれば、手をつないだりハグをしたり、中にはキスをするカップルもいます。
たとえ周りにハグやキスをするようなカップルがいないとしても、全国の同年代のカップルの様子はSNSで知ることができます。そのため「私たちもこんなことをしてみたい」と思い、周囲よりも1歩進んだ行為に出るカップルもいるかもしれません。
(3)体の関係「してみたい」は約10%
特に親として特に気になるのは、中学生の娘が彼氏と「体の関係」にまで進んでいないかどうかということでしょう。実際に中学生を対象とした、性についてのアンケートの調査の結果をもとに中学生の性事情についてご紹介します。
日本性教育委員会(JASE)による「児童・生徒の性に関する調査」では、2013年12月に児童生徒を対象にアンケート調査を行いました。対象は全国の小学生男子541人、女子509人、中学校男子1,253人、女子1,387人、高等学校男子1,477人、女子1,715人でした。
質問項目の1つに、性的接触をしてみたいと思ったことがあるかどうかについて問うた項目があります。調査の結果、以下のような回答となったようです。
(引用元:「児童・生徒の性に関する調査」|JASE 現代性教育研究ジャーナル)
調査の結果、中学3年生の男子の約25%、女子の約10%が性的接触をしてみたいと思ったことがあると回答したことが分かります。この数値は過去30年の中で最も低い結果になっています。中学3年生であっても、必ずしも彼氏や彼女と体の関係に進んでみたいと思っているわけではないことが伺えます。
しかし興味があると回答した中学3年生が一定数いることも事実です。我が子は大丈夫だろうと放任することは避けたほうがいいでしょう。