【年齢別の作り方】手作りのおひな様でひな祭りを盛り上げよう!

ひな祭りと言えば、女の子の成長を祝う3月の定番イベントです。きれいなおひな様を飾り、家族みんなで集まってお祝いをする方も多いのではないでしょうか。でも、せっかく子供の成長を祝うなら、成長を感じられるものを子供と一緒に手作りしてみてはいかがでしょうか? この記事では、子供と一緒に作るひな祭り製作を年齢別にご紹介します。

ひな祭りの過ごし方は?

【年齢別の作り方】手作りのおひな様でひな祭りを盛り上げよう!

(参照元:)【 ひなまつりの過ごし方 】に関するアンケート調査(第5回)
|マイボイス

こちらは「ひな祭りに関連して行ったこと」についてのアンケート調査の結果です。お祝いの対象者がいる人では、7割強がひな祭りに何らかのことを行っており、その中の5割がおひな様を飾っています。自宅で家族と食事会をする人は2割おり、特に小さな子供がいる家庭では、家族で集まってお祝いをする場合が多いようです。

家族みんなが集まる機会は、子供の成長を披露するチャンスです! 購入したひな人形はもちろん豪華できれいですが、子供が手作りしたおひな様も一緒に飾ってみてはいかがでしょうか。お部屋が賑やかになるだけでなく、家族の話題の中心となり、褒められた子供も自信を持つことができるはずです。

【年齢別】おひな様の作り方アイデア

それでは、年齢別にひな祭り製作をご紹介します。

【0歳】手形・足形アートのおひな様

0歳の子はまだ工作ができないので、手形や足形を着物に見立てて、おひな様を描きましょう。月単位でどんどん大きくなる子供の成長記録にもなります。

必要なもの:画用紙、スタンプ台、ペン、色紙(好きな色)、シール、はさみ、糊

1 画用紙に子供の手形または足形を色違いで2つとります。指の方が着物の裾になりますので、上下逆さまにとってください。

2 おひな様の顔や髪、装飾品などを描きます。色紙をカットして作り、糊で貼っても良いです。

3 背景に花を描いたり、シールを貼ったりして仕上げます。名前や月齢を書くのもおすすめです。

【1歳】紙皿でおひな様プレート

【年齢別の作り方】手作りのおひな様でひな祭りを盛り上げよう!
(参照元:)「簡単かわいいひな人形を手作りするコツは?」のレシピ 紙皿でお雛様プレート|できるナビ

1歳の子はまだ上手に絵を描けません。クレヨンでぐるぐる好きなように模様を描かせたり、指でぺたぺたスタンプのように押させたり、自由に絵を描かせてあげましょう。いろいろな色を使ってカラフルに仕上げ、それを背景や着物の柄にするとかわいいひな飾りができます。

必要なもの:画用紙、紙皿(1枚)、色紙(好きな色)、ペン、クレヨン、スタンプ台、綿棒、はさみ、糊、リボン

1 画用紙を紙皿の底のサイズに合わせて丸くカットし、子供にクレヨンで好きなように絵を描いてもらいます。できたら紙皿の底に糊で貼ります。

2 おひな様の顔や装飾品を色紙をカットして作ります。着物の柄は、子供の指をスタンプのように押して作ります。綿棒を束ねたものをスタンプにするのもおもしろいです。顔をペンで描き、できたら紙皿に糊で貼ります。

3 紙皿の上部に穴を開けてリボンを通し、壁に飾れるようにします。

【2歳】折り紙で壁掛けおひな様

【年齢別の作り方】手作りのおひな様でひな祭りを盛り上げよう!
(参照元:)【アプリ投稿】ひなまつり製作|ほいくる
2歳になると顔のパーツが描けるようになります。また、大人が見本を見せながら折り紙にも挑戦させてみましょう。まだ子供だけでは難しい場合が多いので、折り目を付けるところだけやってもらうのも良いです。
必要なもの:画用紙、色紙(和柄2種類、その他好きな色)、ペン(クレヨン)、はさみ、糊、マスキングテープ、リボン

1 おひな様の着物を作ります。折り紙を三角の半分にカットし、左端を右下に向かって折ります。続いて右端を左下に向かって折ります。下の部分を裏側に折り込んで、台形にします。

2 顔のパーツを色紙をカットして作り、糊で貼り合わせます。表情をペンやクレヨンで描きます。1の着物と顔を、花の形にカットした画用紙に糊で貼り付けます。

3 冠や扇子、背景の飾りの花や葉っぱを色紙をカットして作り、糊で貼ります。また、ひな人形の台座をマスキングテープを貼って作ります。

4 紙皿の上部に穴を開けてリボンを通し、壁に飾れるようにします。

【3歳】 トイレットペーパーの芯でひな人形

3歳になると立体的なものも作れるようになります。大人が使っているものに興味津々の年頃ですので、はさみデビューさせるのも良いでしょう。はさみは子供の手の大きさに合った、刃先が丸くなったものが安全です。刃物ですので、作業中は大人が注意して見てあげてください。

必要なもの:トイレットペーパーの芯(2個)、紙皿(1枚)、色紙(和柄2種類、その他好きな色)、フラワーペーパーなど半透明の紙、ペン(クレヨン)、はさみ、糊、両面テープ、リボン

1 おひな様を作ります。トイレットペーパーの芯を約2cmカットします。子供に切らせる場合、トイレットペーパーを潰して切りやすいようにしてあげてください。

2 和柄の色紙を三角の半分に折り、頂点を少し内側に折ります。それをトイレットペーパーの芯に巻きつけ、左端が内側、右端が外側に来るように両面テープでとめます。色紙をカットして装飾品を作り、糊で貼ります。顔をペンやクレヨンで描きます。

3 土台を作ります。紙皿の端の部分に、フラワーペーパーをカットして糊で貼ります。紙皿の中央におひな様を両面テープで貼り付けます。

4 紙皿の上部に穴を開けてリボンを通し、壁に飾れるようにします。

【4歳(年少)】ゆらゆらひな人形

4歳になると簡単な折り紙が1人でできるようになり、工作も自分でできることが増えます。また、人の顔を描くとき、3歳の頃よりもパーツの位置を的確に描けるようになります。折り紙と紙皿を使った、ゆらゆら揺れる仕掛けがおもしろい工作に挑戦してみましょう。

必要なもの:紙皿(1枚)、色紙(和柄2種類、金色、その他好きな色)、ペン(クレヨン)、はさみ、糊、両面テープ

1 おひな様を和柄の色紙で作ります。折り方は動画を参照してください。少し難しいところもあるので、子供ができないところは大人がサポートしてあげてください。パカパカ開いてしまうところを糊で貼って固定します。色紙で装飾品のパーツを作っておひな様に糊で貼り付けます。顔をペンで描きます。

2 土台を作ります。紙皿を半分に折り曲げます。片面に、金色の色紙をちぎったものを糊で貼ります。色紙をカットして花などの飾りを作り糊で貼ります。(動画では紙皿を半円形にくり抜いていますが、少し難しいのでやらなくても良いです。)

3 1のひな人形の裏側に両面テープを貼り、2の土台に貼り付けます。

【5歳(年中)】ふわふわ着物のおひな様

5歳になると手指の細かい作業ができるようになります。こちらは、フラワーペーパーを着物にしたおひな様です。1枚1枚剥がすのが少し難しいですが、できあがると華やかでかわいいおひな様になり、わあっと嬉しくなるはずです。

必要なもの:紙コップ(2個)、色紙(和柄2種類、金色)、画用紙(好きな色数種類)、フラワーペーパー(好きな色2色、白色各1~2枚)、ペン(クレヨン)、はさみ、糊、セロハンテープ、ホッチキス

1 おひな様の着物を作ります。折り紙を長方形の半分にカットし、短い辺同士をセロハンテープで繋げます。それを紙コップに巻きつけ、左側が下になるように重ねてセロハンテープでとめます。紙コップからはみ出た下の部分は紙コップの中に折り込み、セロハンテープでとめます。

2 和柄の色紙を三角に半分に折り目を付けます。上の三角の頂点を真ん中の線に合わせて折り、下の三角の頂点を紙コップの高さに合わせて折ります。折ったものを1の紙コップに糊で貼り付けます。お内裏様とおひな様で折ったものの上下を逆転させて貼ると、着物の裾の形状が変わります。

3 着物のふわふわを作ります。半分にカットしたフラワーペーパーを5枚重ねます。このとき、色ものと白色が交互になるようにします。短い辺から扇子状に折り、端をホッチキスでとめます。フラワーペーパーを1枚ずつ広げて花を作り、着物の後ろ側に丸めたセロハンテープで貼り付けます。

4 画用紙で顔や装飾品のパーツを作り、表情をペンで描き、着物に糊で貼り付けます。

【6歳(年長)】紙皿のおひな様

【年齢別の作り方】手作りのおひな様でひな祭りを盛り上げよう!
(参照元:)【アプリ投稿】紙皿のおひなさまパート2|ほいくる

6歳の子は置いて飾れる、立体的なひな人形セットを作ってみましょう。ひな人形を載せる土台があるので見栄えのする立派な作品になります。

必要なもの:紙皿(大・小各1枚)、色紙(和柄2種類、金色)、画用紙(好きな色数種類)、ペン(クレヨン)、はさみ、糊、セロハンテープ

1 土台を作ります。まず、紙皿を半分に折ります。金色の色紙を扇子状に折って屏風を作り、紙皿の上側に貼り付けます。紙皿の下側には赤い色紙を貼り絨毯を作ります。

2 ひな人形の着物は、小さめの紙皿を半分にカットしたものに和柄の色紙を糊で貼り、丸めて円錐形にし、セロハンテープでとめます。画用紙で顔や装飾品のパーツを作り、表情をペンで描き、着物に糊で貼り付けます。

3 ひな人形を土台に載せて完成です。画用紙をカットしてひし餅や桃の花を作り、土台や背景に貼り付けると、より華やかなものに仕上がります。

【7歳~(小学生)】ひなまつりポップアップカード

【年齢別の作り方】手作りのおひな様でひな祭りを盛り上げよう!
(参照元:)《桃の節句》子どもと一緒に作れる「雛祭り工作アイデア」|4yuuu

小学生の子は、ポップアップカードを作ってみましょう。飛び出す仕掛けがおもしろく、子供の好奇心をくすぐります。メッセージを書いて、おじいちゃんやおばあちゃんに日頃の感謝を伝えるプレゼントにするのもおすすめです。

必要なもの:画用紙(好きな色数種類)、色紙(金色)、ペン(クレヨン)、はさみ、糊

1 画用紙を折り、左右の端から4分の1程度の所に、2cmの切り込みを入れます。切り込みの間の部分を内側に折り込みます。

2 1を一回り大きい画用紙に貼り付けます。開いて飛び出してくる部分がひな壇となります。

3 ひな人形や小物などの飾りパーツを画用紙をカットしたり、描いたりして作ります。ひな壇の上にひな人形を貼り、小物を周りに貼ります。

子供と工作をするメリット

子供が工作を通じて身につけられるものはたくさんあります。最近ではスマホの普及でゲームをすることや動画を見ることが手軽になり、小さな子供が親のスマホを借りて遊んでいる姿を良く見かけるようになりました。しかし、子供が自分自身の手先や頭を使い、書いたり、塗ったり、切ったり、貼ったりすることは、単純に手先が器用になるということだけでなく、さまざまなメリットがあります。

親子のふれあいのきっかけに

普段、子供と一緒に遊べていますか? 家事や仕事が大変だったりして、なかなか一緒に遊ぶ時間が取れない方も多いのではないでしょうか。中には、普段仕事が忙しく、たまの休日にどうやって遊んでいいか分からないというパパもいるかもしれません。

そのようなとき、子供と一緒に工作をするのがおすすめです。工作はこれを作るという明確な目標があるので、大人も作業がしやすくなります。また、一緒に同じものを作り上げることは、子供との信頼関係を強くする効果もあります。

物の扱い方や力加減が学べる

物にはそれぞれ硬さや重さがあり、大人は経験上それを理解しているので、知らず知らず力加減を調節しながらものを扱っています。例えば料理で言うと、トマトを包丁で切るとき、力任せに包丁を押し付けてしまうと、柔らかな実はすぐに押し潰されてしまいます。卵の殻を割るときも、力加減を考えないで机に叩きつければ、黄身ごとぐちゃぐちゃになってしまいます。

子供は硬い・柔らかい・重い・軽いといった物がそれぞれ持つ特徴を実際に触れることで覚え、次第にそれを扱うにはどのくらいの力加減が適切かという判断ができるようになります。それを学ぶことは、物を正しく扱うことに繋がり、ひいては物を大切にすることができるようになるのです。

工作ではさまざまな素材やさまざまな道具を使ってみましょう。糸・ロープなど太さが異なるもの、画用紙・和紙・アルミホイルのように手触りが異なるもの、自然の石や葉を使ってみるのも良いでしょう。色を付けるときには絵の具を筆で塗るだけでなく、手のひらや指で塗ってみたり、野菜の切れ端でスタンプのように押してみるのもおもしろいです。

集中力が身につく

子供と散歩中、道端に落ちている石やご近所の花壇の前でしゃがみこんで中々目的地にたどり着けなかった経験はありませんか? 子供は楽しいことや興味深いことを見つけるとずっと集中して遊んでいます。工作は子供の好奇心を刺激し、集中力を発揮させやすい遊びです。作業の途中で少し困難なことにぶつかっても、自分で考えてそれを乗り越えることで、完成したときにより達成感を感じることができます。

ひいては将来、勉強や仕事においても困難の中から楽しさを見出せるようになり、集中して取り組むことができる力が身につきます。ただし、始めから高度な作業が必要になる工作では、やる気をなくしてしまいますので、大人が一緒に付いてサポートし、楽しいと思えるようにしてあげるのがポイントです。

工夫する思考力が身につく

上記で紹介した工作も、その通りに作れば確かに完成形にはなりますが、それがゴールではないことが工作のおもしろいところです。例えば、「おひな様を置く台を作ったら、飾るときにもっと見栄えがするかもしれない」のように、自分で終着点を決めることができます。ゲームでは制作側が考えたフィールドの枠内でしか遊ぶことができませんが、工作では自分の考え次第で無限に遊びのフィールドを広げることができるのです。

子供と約束をするとき、大人が条件を決めるよりも、子供に決めさせる方が約束を守ってくれやすくなります。それと同じで、工作のゴールを子供自身に決めさせることで、絶対にクリアしてやろうと全力で取り組むことができるようになります。つまり、課題に取り組む忍耐力を鍛えることができるのです。

また、「ここが物足りないから、こうしたらもっと良くなるのではないか」のように、自ら課題を設定して解決できる力は、個人の能力が評価される、これからの国際社会においても重宝されます。工作ができ上がったら、なぜこのような作品を作ったのか、どこを工夫したのかなどを聞いて、子供自身に説明させるのもおすすめです。自分の考えを整理して話す能力を伸ばすことができます。

おわりに


子供のひな祭り製作についてご紹介しました。小さな子供にとって工作はまだ難しいことが多いですが、大人がサポートしてあげることで楽しんで作業することができます。また、毎年続けていくと、子供の成長を感じることができます。子供は自分で何かを成し遂げることが大好きです。がんばって作ったおひな様が部屋に飾られているのを見るだけで嬉しくなるものです。今年のひな祭りはぜひ手作りのひな人形でお祝いしてみてはいかがでしょうか。

【 ひなまつりの過ごし方 】に関するアンケート調査(第5回)|マイボイス
簡単かわいいひな人形を手づくりするコツは?|できるナビ
ひなまつりのタネ|ほいくる
手を使い、頭を使い、作り上げる。工作を通じて身につけられるもの|ベネッセ

この記事をかいた人

cocoiro編集部

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