桐朋学園小学校の教育の特徴
桐朋学園小学校の特徴を見てみましょう。
基礎学力を充実する
基本的な教科の学力が技能を身につけるとともに、問題解決能力も育成していきます。観察力や表現力、構成力が必要な日記を使った指導で、思考力や想像力を養います。
心身を鍛える
桐朋学園小学校の生徒は、国立駅から15分歩いて通学します。毎日歩いて通学するという習慣や、日常のランニングや体操で少しずつ体を鍛えていきます。6時間目以降に1時間程度の遊びの時間が設けられており、運動場で走り回ったり、雑木林で自然と触れ合いながら心や体をを育成します。
遠足や登山などのイベントでも足腰の強さが試されます。水泳の授業もあり、6年生の臨海学校では遠泳もします。
また、学年間の交流も活発です。5年生が一年生の手をつなぎ下校をサポートする習慣があり、1年生が入学すると2年生が学校内を案内する活動が行われています。動物の飼育を担当している4年生が1年生を動物とのふれあいの場に案内し、動物ふれあい体験のサポートをします。
年齢の違う子供の面倒をみるという体験を通じて、子供たちの協調性をはぐくみます。
情操を養う
道徳や芸術、宗教に触れ社会的価値観をはぐくみ、美しいものや優れているものを感動したり、喜んだりすることができる情操的な心を育てます。
広い学校の敷地内には雑木林があります。この雑木林の中で、木登りや砂場、アスレチックで遊ぶことで子供たちは自然とふれあいます。
また、敷地内できゅうりや大根の栽培、うさぎ、にわとり、やぎ、あひるを育てながら生命について学んでいきます。命に触れることで、優しさを育み美しいものに感動する心を養っていきます。
特に生活科の授業では、実体験を大切にした授業が行われています。
「羊毛からの織物作り」や「土器づくりと野焼き」、「ミシン実習」など、具体的な物事を直接体験していくことで生活していくために必要な知識や技能を身につけます。
実体験の学びから生きる力や考える力を培うことができます。子供たちも実体験を通じて広い視野や自然と人間との関わり、社会の仕組みなどの知識を深め、人間の生き方についての考えを深めていきます。