一貫校教育が魅力!桐朋学園小学校の歴史や受験情報を紹介 - cocoiro(ココイロ)

自然豊かな環境で、児童一人ひとりの個性を重んじ将来につながる学校教育を目指し、心身ともにのびのびとした学校生活を過ごすことができる桐朋学園小学校。学年が進むにつれ男女別に部門が分かれ、一貫校教育を実現している学校としても人気です。桐朋学園小学校の歴史や特徴、受験情報をご紹介します。

桐朋学園小学校とは

東京都国立市にある桐朋学園小学校は、男女共学の私立小学校です。緑に恵まれた教育環境で、自然とふれあいながら子供の感受性や人間性を大切にし、一人ひとりの心を豊かに、賢くたくましく育んでいくことを目標としています。

2016年には新校舎が建ち、施設的にもより整った学習環境になりました。

自然豊かな環境の中で、のびのびと学び、遊べるのが魅力の小学校です。1学年2クラスのみの学校なので、きめ細かくそれぞれの児童に合わせた指導を行えるのも人気の理由です。

桐朋学園小学校の歴史

1940年に基礎となる組織、財団法人山水育英会が立ち上がります。1941年には、山水育英会が第一山水中学校と山水高等女学校を設立。終戦によって山水育英会が解散になり、財団法人桐朋学園が組織されました。

1948年に、桐朋中学校、桐朋高等学校に改編されます。1958年には併設小学校として桐朋小学校が設立されました。1958年に、私立学校法施行により学校法人桐朋学園になります。

桐朋男子、桐朋女子の一貫校教育

桐朋学園の最大の特徴は、男女別で中学校と高等学校に進学ができ、桐朋学園で一貫した教育を受けられるというところです。小学校は男女共学ですが、進学とともに、男子部門と女子部門へ分かれることになります。

桐朋学園の精神には、児童の人格を尊重することで、自主性を養い個性を伸ばすという教育方針があります。男子部門と女子部門に分け、教育に充実した環境を整えることで、人間としての新たな可能性を生み出すことができます。こうして、桐朋学園独自の一貫教育のシステムが作り上げられました。

「桐朋男子」、「桐朋女子」とも言われる桐朋学園の教育では、健康的な心身と豊かな感性、基礎学力をはぐくむことを基礎としています。その上で、児童が個性を発揮し、自分の考えを持ち、社会に役立つ人間に成長するような教育を目指します。

桐朋学園の系列校には、東京都国立市の桐朋学園小学校と同じ敷地内にある男子校の桐朋中学校と桐朋高等学校、東京都調布市にある桐朋幼稚園、桐朋小学校、女子校の桐朋女子中学校、桐朋女子高等学校があります。小学校卒業後は、男女それぞれに進学をします。

また大学は、桐朋芸術短期大学、桐朋学園大学、桐朋学園大学院大学があります。