児童扶養手当の通報に関して
「児童扶養手当の不正受給の通知が来た」という経験を持つ人は多くいるようです。しかし、「不正受給の通知が来た」という人の話を聞くと、誤解による通報もあるそう。
この章では、誤って通報されることがないよう、通報に関する情報をまとめました。
なぜ通報する人がいるのか
通報する人が現れるのは、周囲の住民や、ママ友などの間で怪しまれた場合が大半と言えます。
ただ、通報されて支給が打ち切られているのが大半、というわけではないようです。確定申告のための調査で「親の所得が所得制限を超えている」「公的年金を多くもらっている」といった金銭的なことが税務省の調査で分かり、受給の打ち切り通知が来ることが大半のようです。
誤解で通報されないためには
しかし、シングルマザーがママ友に交際相手がいると誤解されるような話をしていると、本当に通報されることもあります。
愛人関係であると疑われても不正受給の対象となる可能性があります。また、「一時的に弟が一緒に住んでいるが、それを夫と疑われた」という場合もあるようです。
疑われないよう、あらかじめ役所の人に「弟が失職して、今だけ一緒に住むとしたら、児童扶養手当はどうなるのか?」というように相談をしておくと安心です。
不正受給をすると支払いが求められる
例えば、うつ病で3年間、児童扶養手当よりも高額の障害年金をもらっていたとします。その間、障害年金も児童扶養手当も満額もらっていたことが発覚すると、3年分の過払い金を、さかのぼって返還しなくてはなりません。
また、「実は2年前から内縁の夫と住んでいたが、隠していた」という場合も、発覚すれば、さかのぼって2年分児童扶養手当を返金する必要があります。
支払いに利子がつくため更に支払うことに
2年分の児童扶養手当を全額返金するとなると、かなりの金額になります。「1回では返金しきれない」という場合は、分割返済も可能です。
しかし、返金額に利子がつくため、「受給していたお金+利子分」を支払うことになり、もったいないです。やはり、不正受給にならないように気をつけることが大切でしょう。
不服申し立ても可能
本当に勘違いで通報され、児童扶養手当の不正受給と見なされることがあります。また、まれですが手続きの間違いなどで不正受給となってしまう場合もあります。
その場合は「不服申し立て」をして、区役所の方に「不正受給ではありません」と申し立てることができます。
例えば、確定申告で所得の申請金額を間違えており、児童扶養手当の所得制限をうっかり超えてしまった場合、支給停止の通知が来ます。この場合は確定申告をやり直し、児童扶養手当の再申請をする必要があります。
まとめ
児童扶養手当をもらう権利は、子どもの正当な権利です。親が誤解されて不正受給とみなされないようにしたいものです。
シングルマザーやシングルファザーの方は、再婚に向けて恋人ができることもあることでしょう。誤解されないよう、慎重に行動するといいでしょう。
参考
児童扶養手当について|美里町
児童扶養手当制度|和歌山市
児童扶養手当|福井県坂井市
母子家庭(シングルマザー)で彼氏ができると児童扶養手当(母子手当)は停止になることも|同居・同棲でなくても通報や調査からバレる可能性あり
児童扶養手当と公的年金との併給ができるようになります|熱海市公式ウェブサイト
児童扶養手当 支給金額 2019年|児童手当の金額・支給日