フィニッシングスクールとは?本場スイスや日本のカリキュラムを紹介します

「フィニッシングスクール」別名、花嫁学校。女性がマナーなどを学ぶ学校で本場はスイスです。「フィニッシングスクール」ってどんなことをする学校?そう興味を持つ方が多いのではないでしょうか。実は日本にもある「フィニッシングスクール」。当記事ではそんな「フィニッシングスクール」についてスイスや日本のカリキュラムについてご紹介します。

フィニッシングスクールとは

フィニッシングスクールは、英語ではfinishing school。女性教育の「仕上げ(finish)」をする学校、というのがもともとの意味です。

古くは富裕層・上流階級向けの花嫁学校

フィニッシングスクールというものが作られるようになった当初、そこで学ぶのは主に上流階級や富裕層の若い女性でした。高等教育を受ける代わりに礼儀作法・テーブルマナー・ハウスキーピングについて学びました。「花嫁学校」と考えるとイメージがしやすいでしょう。

フィニッシングスクールが作られるようになった時期については色々な説があるようですが、18〜20世紀にかけてヨーロッパ・北米で流行したようです。現代の著名人でいうと、イギリスのダイアナ元皇太子妃もフィニッシングスクール卒業生の1人です。

いわゆる良妻賢母を育てるためだったフィニッシングスクールでは、本を頭に乗せて落とさずに歩く練習をしたり、相手の話を集中して聴く会話のトレーニングをしたりといった、洗練された立ち居振る舞いを学ぶのも大切なカリキュラムだったようです。学校によってはそれなりにスパルタな指導を受けるところもあったようです。

本場スイスでも学校数は減少!

女性の社会進出が進み、受ける教育の男女格差が縮まってきた今日では、女性のみを対象にそうした格式高い振る舞いを教える仕上げ学校ようなフィニッシングスクールはどんどん減少しているそうです。フィニッシングスクールの本場としてヨーロッパ中から生徒が集まったスイスでも、現在フィニッシングスクールとして残っているのは「ヴィラ・ピエールフー」1校のみとなっています。

参考
スイス最後のフィニッシングスクールで学ぶ礼儀作法 写真14枚 国際ニュース | AFPBB News

基本的なマナーや国際感覚を身につける場へと変化

現在、「ヴィラ・ピエールフー」をはじめとした著名なフィニッシングスクールは、時代に合わせてカリキュラムを少しずつ更新しています。国際的な感覚を身につけ、ヨーロッパ・北米だけでなく、アジア・中東・アフリカなど、世界のさまざまな地域での基本的なマナーを学ぶことができます。各国の経営者や富裕層とビジネスをすることを見越して、女性だけでなく男性が受講することも増えています。