うちの子はギフテッド？
早期発見が大切
ギフテッドは早期発見が大切です。なぜなら、ギフテッドは多大な潜在能力を持ちながらも、その群を抜いた能力と繊細な感覚ゆえ、特別なサポートを必要としているからです。
例えば、ギフテッドは同年齢の子供に比べ幅広い知識があるため、学校の一律の授業では物足りず、学校での勉強への興味を失い、低達成児になる可能性があります。また、繊細な感覚と大きな感情の波により、集団生活にはなじめないこともあります。
よって、学校生活に大きな問題が生じる前に、ギフテッドであることを発見し、適切なサポートを受けられる環境を整えてあげることが大切です。
ギフテッドの判定方法
アメリカではギフテッド特別プログラムを受けさせる子供を判別するため、以下のような方法を採用しています。
特定分野で特別な才能を持っているかどうか
アメリカ連邦政府の定義にある領域のうち1つでも明らかに高い能力を示す場合は、ギフテッドの可能性があります。また、前述のギフテッドに共通の特徴が見られるかどうかも判断材料になります。
学力テストの結果
ギフテッドの才能は言語や数学に顕著に表れるため、ギフテッドは学業優秀であることが多いです。したがって、アメリカでは学校の成績や学力テストの結果も判断材料にしています。
IQテスト
ギフテッドの判定方法としてWISC-IVというIQテストがよく使われます。通常、IQ130以上の人をギフテッドと判定します。
専門家の診断を受けよう
ギフテッドかどうか簡単に判定できるサイトもありますが、正確な判定には、学校の先生や臨床心理士、ときには小児科医などの専門的な判断が必要です。「この子は才能があるのに、学校では問題を起こしてばかりいる」「好きな勉強をしているときは目を輝かせているのに、学校の勉強となるとつまらなさそう」など、気になることがあったら1度専門家に相談してみてください。
