『君の名は。』の読書感想文を書く際のポイントとは?

2017年に大ヒットした映画として多くの人が知っている『君の名は。』。そのオリジナルは、実は『君の名は。』(角川文庫)で、監督の新海誠自らが執筆した映画原作小説です。この記事では、『君の名は。』の読書感想文を書くポイントやコツをご紹介しますので、子供の読書感想文の参考にぜひ最後までご覧ください。

『君の名は。』の読書感想文のポイント

では、『君の名は。』の読書感想文を書くための具体的なポイントをチェックしていきましょう。

『君の名は。』を読んだきっかけ

まず、読書感想文の冒頭では、その本を読んだきっかけや、本との出会いを簡潔に書くと良いでしょう。読書感想文を読む側も、読書感想文の著者の気持ちに、より感情移入しやすくなります。

例文
映画『君の名は。』を観て、その足で書店に向かい、迷わず原作小説である『君の名は。』を購入した。映画で観た『君の名は。』は、時間軸が複雑だったので、今一度じっくり確認したいと思ったからである。

先に映画『君の名は。』を観て、その後に本を読んだ場合の例文です。この後には、映画版と小説版の比較や、小説版を読んで改めて気がついたことを書いても良いでしょう。

例文
学生服を着た男女の間を、流星群のような光が分かつ。そんな美しい表紙が気になり、『君の名は。』を手に取った。
偶然に書店で『君の名は。』を見つけ、手に取るに至ったことを表す例文です。この後には、読み進むにつれて分かってくる、この表紙の意味について触れると、読書感想文全体にまとまりが出ます。

『君の名は。』を読んで印象的だった箇所

最も印象的だった箇所について、まず内容を簡潔に記載します。ストーリーを知らない人が読んでも分かるように、前後を含めて分かりやすくまとめましょう。また、それはどうして自分にとって印象に残ったのかを記載しましょう。以下の例文を参考にしてください。

例文
私がこの箇所を読んで、ページをめくる手が止まってしまったのは、あまりにも自分と似た状況だったからだ。

『君の名は。』の登場人物と自分を重ね合わせた際に使える例文です。この後に紹介する、「今後に生かせること」を書く際の布石としても使えます。

例文
瀧が三葉達を救う為に、おぼろげな記憶を頼りに糸守町へ向かうシーンは、冒頭の無気力だった瀧の成長を感じ、心配をしつつも嬉しくも思った。
三葉と瀧がカタワレ時に再び出会い、三葉が糸守町の住人を守る為に奔走するシーンは、もう二度と三葉達に悲しい思いをしてほしくない、と手に汗を握って応援した。

まるで『君の名は。』の世界の中に入ったかのように感情移入をして、第三者的に登場人物の気持ちに寄り添う例文です。

『君の名は。』から今後に生かせること

今後に生かせることは、前述の「『君の名は。』を読んで印象的だった箇所」と関連づ
けると良いでしょう。まず、印象的だったシーンや台詞から何を学んだのか、簡潔に書きます。以下の例文を参考にしてください。

例文
私が『君の名は。』を読んで学んだのは、“諦めない気持ち”だ。糸守町に隕石が落ちる直前、何度転んでも起き上がり、大切な人を守ろうとする三葉の姿は、何事にも諦めがちだった私に衝撃を与えた。

大切な人を守る為、未来に抗おうとする瀧と三葉から、人を想う気持ちは自分を強くするのだという事を学んだ。

次に、それを今後の自分の人生にどう生かしていきたいのかを具体的に書きます。

今後は、『君の名は。』を読んで学んだ、“諦めない気持ち”を思い出して、何度失敗しても諦めず、チャレンジし続けると決意した。
『君の名は。』を通して得た、“人を想う気持ち”を忘れず、いざという時に大切な人を守る事ができるような人でありたいと思った。

このように、『君の名は。』と自分自身を結びつけ、今後の展望を記し、結びとします。

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