浦和ルーテル学院小学校の教育の特徴
浦和ルーテル学院小学校は、「ギフト教育」という独自の教育プログラムを行っています。「ギフト(才能)教育」の目的は、子供たち1人1人の才能や素質を見出し、12年間かけて大きく伸ばすことで、4つの柱を掲げ実践されています。それでは、その4つの柱を詳しく見ていきましょう。
12年間一貫教育
浦和ルーテル学院は、小学校から高校をとおして足掛け12年の一貫教育を行っています。初等部の6年間は自分の才能を探し見つける期間、中・高等部では自分の才能を伸ばすよう努力し、それを人のために生かせる進路を考える期間となります。6年・3年・3年にこだわらず、長期的な目線で子供たちの才能育成を図るカリキュラムです。
少人数教育
浦和ルーテル学院小学校は、森上教育研究所が2016年に実施した「学力を伸ばしてくれる学校」の調査でGMARCHを対象とした実績によると首都圏全域において最も偏差値を伸ばした学校であることが分かりました。
入学時の偏差値37.0から卒業時50.8と偏差値を13.8伸ばしました。これは、浦和ルーテル学院小学校が、1クラス25名の少人数制教育を導入しており、子供1人1人の個性や才能を見出し、それぞれに合った個別指導を丁寧に行っていることによる成果だと考えられています。
国際教育
浦和ルーテル学院小学校では、1年生からネイティブの先生による英語授業を行っています。低学年では、ゲームや歌などの楽しい活動をとおして英語を楽しみ、中高学年では英検4・5級を意識し、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能習得を目指します。スピーチコンテストや、1ヶ月のアメリカ研修も行っています。
キリスト教教育
毎日のお祈りや、宗教の勉強をとおして子供の思いやりの気持ちや感謝する心を育てます。キリスト教の愛を学び日々の生活で実践することは、子供の安定した学校生活につながります。
学費
2017年度入学の場合、入学金や月額の学費は以下のとおりです。
入学時 | 358,800円(入学金・授業料4月分)+校舎移転新築事業寄付金(1口10万円、2口以上)+学校債(1口10万円、1口以上) |
月額(1年生) | 58,800円(授業料・施設維持費・教材図書費・山の上活動費など) 学年により、山の上活動費の金額が違います |
進路と進学実績
希望する児童は原則として浦和ルーテル学院中・高等部に進学できます。中高では徹底した少人数教育で、高いレベルの大学進学を実現しています。
(引用元:ルーテルQ&A|浦和ルーテル学院小学校)
高等部からの現役大学進学率は91%を誇っており、毎年多くの生徒が医学部、難関大学、音大、美大などに進学します。また、国際基督教大学、東京理科大学、青山学院大学、立教大学をはじめとする100以上の大学から指定校推薦を受けています。