百合学院小学校ってどんな学校?学費や評判、入試内容を紹介! - cocoiro(ココイロ) - Page 2

百合学院小学校の教育の特徴

それでは、百合学院小学校の教育について詳しくご説明します。

教育理念

百合学院小学校では、カトリックの教えに基づいた女子教育に取り組んでいます。3つの豊かさに重視した教育を実践しており、「人とのかかわりを豊かに」あいさつなどのコミュニケーションを大切にし、「神との出会いを豊かに」感謝の気持を持って相手を思いやり、「学ぶ力を豊かに」自分の才能を伸ばし人のために役立てます。

(引用元:校長挨拶|百合学院小学校

考える力を育てる授業内容

百合学院小学校の授業は、子供たちの好奇心や意欲を引き出し、子供たちが学ぶことを楽しいと感じられるような工夫がたくさんあります。国語の授業では、感想文や要約などを取り入れて、書くこと、考えることを中心にした授業内容になっています。算数や理科の授業では、子供たちの「どうしてだろう」「どうしたらいいだろう」といった探究心を引き出し、ブロックなどの具体物や実験などの体験に基づいた学びを提供しています。

フォローアップタイム

百合学院小学校では、放課後希望者を対象に、「フォローアップタイム」を設けています。1人の先生に対し、2、3人の生徒が個別で学習します。5年生では、子供たちの理解度や学力に合わせクラス分けをし、それぞれのレベルに合った教材を使い学力アップを図ります。

英語教育の重視

百合学院小学校は英語教育に力を入れています。1年生からネイティブの先生による英語の授業が週2〜3時間あります。異文化理解を中心に、読む・書く・聞く・話すの4技能の習得を目指します。英語の学習発表会や英語暗唱大会なども行事として導入されており、子供たちが日頃の英語学習の成果を全校生徒と共有する時間となっています。

また、ネイティブの先生と一緒にお昼ご飯を食べたりお話をしたりする、イングリッシュランチと呼ばれる時間も子供たちの楽しみの1つとなっています。希望者には、海外ホームステイプログラムや、英検講座などにも参加できるなど、グローバル人材の育成に力を入れています。

情操教育への取り組み

百合学院小学校では、毎日の朝礼で聖歌を歌いお祈りをします。また、カトリックの教えを学び実践できるよう、週1時間宗教の時間をとり、心の教育に熱心に取り組んでいます。

その他にも、全校生徒が集まるミサや、食事のお祈り、クリスマス会や奉仕活動などを通して、子供たちの他者への思いやりや感謝の気持ちを育てています。

学費

百合学院小学校の入学案内によると、入学金および学費は以下のとおりです。

入学時  約400,000円(入学金・設備整備費)
月額  約36,000円(授業料・教育充実費など)*教材費・給食費等は含まない