【2019年度版】お茶の水女子大学附属小学校の入試情報
入学試験の内容
お茶の水女子大学付属小学校の入試は、毎年11月後半から願書提出が始まり、検定が12月初旬に行われます。今回は、2019年度の入試試験の内容をご紹介します。
■募集人数
男児25名程度、女児25名程度
■応募資格
2011年4月2日~2012年4月1日生まれの児童
東京都23区内に保護者と同居している児童
■考査料
第1次検定 1,100円
第2次検定 2,200円
1次検定「抽選」
■願書配布 11/1(木)~11/2(金) 小学校事務室にて
9:30~12:00 13:00~16:00
※学校説明会でも配布
■願書受付
窓口:11/29(木)
男児9:00~12:00 女児13:00~16:00
■考査
12/10(月) 男児9:00開始 女児13:00開始
■内容
抽選に当たった場合、800文字の保護者作文の試験があります。
過去に出題された例は「実験的研究を使命とする本校にお子様が入学された場合、保護者としてどのように対応されますか」「本校は公立小学校と異なる点が3つあります。そのうち2つについて保護者としてのお考えを書いて下さい」といった内容です。
学校の使命と性格に関連した内容が問われることが多いので、教育理念等を熟読して対策を取りしましょう。また、学校が教育の研究を目的としている事を親も理解し、学校に対して協力的である、という姿勢も見せるようにしましょう。
2次検定「試験と面接」
■願書受付 12/10(月)
第1次検定合格者は抽選終了後準備が整い次第、大学講堂内で第2次検定の為の手続きを行います。2019年の入学試験では、男児10:30頃、女児13:30頃という時間設定になっていました。
■考査
12/11(火)~12/13(木)
A~Cのグループに分かれ、Aグループは12/11(火)・Bグループは12/12(水)・Cグループは12/13(木)と1日ずつ行います。
■合格発表
12/14(金)
■試験内容
子供向けに「行動観察」「個別審査」「運動機能」の試験があり、行動観察が特に重要であると言われています。
〇行動観察
子供がゲームなどで遊ぶ様子を見られます。なわとび、校内見学、魚釣り、ボーリングなどで自由に遊ぶなかで、先生から複数のもので遊ぶように指示が出ることがあります。
〇個別審査
絵本を作る、ケーキを5等分するにはどうすればいいか、「な」で始まる言葉、5個のじゃがいもを3人で分ける方法などが問われます。
〇運動機能
スキップ→クマ歩き→ケンケン、マット運動、平均台、大縄跳びなどが実施されます。
■面接内容
保護者のみの面接が行われます。主に願書を見ながら質問される形式です。
〇質問内容
「どれだけ学校行事に参加できるか」「子供の名前の由来」「幼稚園や保育園生活でトラブルがあったときにどの様に対処したか」「親の職業」など
保護者が学校の運営に対して協力的かどうかも問われます。謙虚な姿勢で、学校に協力する意思があることを伝えるようにしましょう。
3次検定「抽選」
■願書受付 12/14(金) 9:30~10:10
■考査 12/14(金) 開始時間10:15
■合格発表
抽選に合格の場合、その後の手続きについてその場で説明があります。
■抽選内容
2次検定通過発表後、1時間後くらいに抽選が開始となります。
入学への難易度
志願者数が毎年1000人前後となっており、かなりの難関校です。倍率は男子で60~70倍、女子が80~90倍となっています。
入試では抽選が行われるため、運任せの部分も大きく、大変狭き門であると言えそうです。