人文学部とは?設置大学・難易度・取得できる資格はについて解説

大学の学部一覧を見ていて、「人文学部」について気になっている方も多いでしょう。文系の学部のようですが、実際にどんなことを学ぶのでしょうか? 設置大学や入試難易度、在学中に取得できる資格などについて調べました。

人文学部について知ろう

まずは人文学部がどのような学部なのかについて解説します。人文学部で学べる学問にはいくつか種類がありますが、それらを総称して「人文学」と呼びます。

人文学部とは「人間とは何か」について考える学問

簡潔に説明すると、人文学は「人間とは何か」について研究する学問です。人文学部でも、この大きなテーマの下にそれぞれの専門を深く学んでいくことになります。

私たちホモ・サピエンスは言葉を話し、超自然的な存在を信じ、モラルを重視して協力し合いながら社会を築いてきました。私たちはいつこうした能力を身に着け、その能力や行為にはどのような特徴があり、これまでどのような社会や文化を築きあげてきたのか。これこそが人文学が探求しようとしているテーマです。

(引用元:学類長ごあいさつ| 筑波大学 人文・文化学群

人間について学ぶことのできる学問としては、生物学や医学などもあります。人文学と呼ばれる学問分野は、生き物としてだけでなく、文化的な活動をする存在としての人間について考えていると言えるでしょう。

専門コース例

大学によっても異なりますが、人文学部には先人の生み出してきた思想について学ぶ「哲学」、世界の宗教や信仰について研究する「宗教学」、世界の歴史を文献から読み解く「史学」、発掘調査などを行う「考古学」、人々の日常生活に注目してフィールドワークを行う「民俗学」、言葉の成り立ちや構造についてひもとく「言語学」などの専門コースが設置されています。人文学という呼び名にあまりなじみがなくても、それぞれの専門分野の名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。

学問分野として専門を分けるのではなく、「日本」「アジア」「ヨーロッパ」などの地域を単位として、分野を横断的に学んでいく人文学部もあります。また、大学によっては、人文学部の中に「社会学」「心理学」などの専門分野を置いているところもあります。

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