日本でも受けられるSTEAM教育の種類
アメリカでは、国家重要課題としてSTEAM教育に取り組んでいますが、実際に日本ではどのようなSTEAM教育を受けることができるのでしょうか? 3つの例を挙げてご紹介します。
プログラミング学習
日本では都心を中心に、STEAM教育に基づくプログラミング教室があります。
- STAR Programming SCHOOL:イオンやイトーヨーカドーなどショッピング施設の中にある子供向けのプログラミング教室。簡単なゲーム等を作ることができるようになる。
- STEMON(ステモン):STEAM教育からArtを除いたSTEM教育専門の教室です。プログラミングやエンジニアリングを学ぶことができる。
このようにSTEAM教育を根幹としたプログラミングや知識を得ることのできる教室が増えてきており、習い事の一環として通う子供たちもいます。
ものづくりやワークショップ
『勉強』という形ではなく、ものづくりを通して理数系の世界に親しめる教室もあります。
- crefus(クレファス):日本全国に展開しているロボットの教室。ロボットを作ることで、高度な理数系の知識を得ることができる。
- エジソンアカデミー:簡単に組み立てられるブロックを使い、ロボットのプログラミングを学ぶことができる。毎月1体のロボットを組み立て、発表の場も設けている。
大人にとっては『勉強』『学び』となってしまうことも、子供にとっては楽しく遊ぶ中で技術や知識を得る機会になります。
クリエイティブ学習
STEAM教育の学習は、実際に足を運ぶ教室系だけではありません。現在ではオンライン上でもSTEAM教育を学ぶことができます。
- Code Monkey:オンライン上のプログラミング学習ツール。STEM教育先進国のイスラエルで開発されたもので、世界で350万人のユーザーが利用している。
- Mozer:中高生向けのプログラミング学習サービス。可愛らしいキャラクターが出てくるなど、親しみやすい内容となっている。
このように日本でもSTEAM教育をうける基盤が徐々に整いつつあるのです。