工夫次第でもっと楽しめる羽付き
羽根突きを現代版として少しアレンジすると、より楽しめるかもしれません。ゲームの中では得られない面白さを子供たちに感じてもらいましょう。
揚羽根でギネス世界記録に挑戦?
ギネス世界記録は、ある条件設定の元で世界一の記録を打ち出せるか挑戦するものです。これまでに世界で5万件近くのギネス世界記録が認められてきました。ユニークなギネス世界記録が世の中には存在します。
「27万7,245個のドミノ倒し」「ベビーカーを押しながら走るハーフマラソンの記録:1時間31分51秒」「行田市の世界最大田んぼアート」など、挙げればきりがありません。
ギネス世界記録の認定には、審査員の立ち合い含め、いくつか条件があります。「◯◯回連続で揚羽根に成功」「追羽根のラリーを◯◯回連続で達成」「羽根突き中の歌を高速で◯◯回歌う」など、審査にとおりそうな設定で取り組んでみると面白いかもしれません。
羽子板に男の子用と女の子用がある
神事から始まった羽根突きでは、その道具に意味合いが込められています。羽子板には女の子の無病息災を祈る意味があります。男の子の方は、「破魔弓」という羽根に無病息災を意味しています。破魔弓もお正月に飾られて、男の子のすくすくとした成長を願われています。
無病息災とは、心身の病気をせず、健康体であることです。元気に子供たちに病気を患わず、健康で成長してほしいというのは、昔も今も変わらない子供を持つ親の願いです。
墨以外の罰ゲームを用意?
罰ゲームのアレンジ次第でより面白い羽根突きになるかもしれません。例えば、墨ではなくシールを顔に貼ったり、鼻眼鏡といった変装グッズをつけたり、正月料理のお使いを頼まれたり、やり方次第で違った楽しみ方もできます。